ユースタイルカレッジ

ユースタイルカレッジのイメージキャラクター「レッ太」くんが これからユースタイルカレッジの今をお伝えします。

「赤の他人」は本当に求められているのか?~訪問介護の現場から

訪問介護現場では、ご利用者だけでなく、ご家族と接する場合があります。


ご家族…当然ながら、ご利用者とは別人格。
ただご利用者本人とは(切っても切れない)長い付き合いで、これまで多くの労苦を共にし、良くも悪くもお互いの想いが手に取るように伝わっている。
そんな、この上ないパートナーシップが結ばれた「現場」に第三者である(しかも経験の浅い)ヘルパーが入ってお役に立てるのか?


答えはもちろん、Yes。


ご利用者本人、ご家族の状況は個々に異なるけれど。
共通するのは、ご家族が抱えてきた心理的、体力的な負担の大きさ。


介護者は「ヘルパー業務」の担い手としてニーズがあることはもちろんだが、
それ以上にここ(ご利用者宅)に第三者が入ること自体が「救い」なのだ。


私も現場で、慣れない手つきから(時には厳しく)ご利用者から指摘を受けながらも習得に励む新米ヘルパーを見てきたが、
決まってご家族からは
「今は大変だと思うんですが、どうぞ長く続けてください」という言葉を掛けられていた。
どんなに足りなくても、せっかく来てくれたヘルパーにすがりつく想いで期待を寄せる、その切実な眼差しに、(他人事のように言うな、とお叱りを頂きそうで恐縮ながら)ホームドラマを観ているような気持ちで胸が締め付けられることもあった。


傍からは見えない(見えにくい)、ご家族が抱えこむしかなかった苦労。
確かに、ヘルパーは替えがきいてもご家族は変えられない。


ある現場で、知的障害をお持ちで養護学校を卒業後、将来自立を希望する本人(男性)とご家族の希望もある中で支援に入ったケースがありました。


普段はとても大人しく温厚。
そこから一転、いわゆる「問題行動」に転じた際は
「若くて体も大きく、力が強い」こと全てが裏目となり、とても手が付けられない状況に。
そのことで近隣のお店からは出入り禁止を言い渡され家族が居た堪れない思いを抱いていたとか。
親はもちろん、幼い下の兄弟達もそのことでどれだけ大きな十字架を背負ってきたことか。


他人であること。
相手にフラットな目線で向き合えること。
「仕事」で向き合うこと。


これら、「他人」にしかない強みを武器に、活躍の機会が拡大しているのが介護現場の状況と言える。
もちろん、介護のスペシャリストとして研鑽を積むことは重要であり論を待たない。


その点、介護業界には非常に幸運なことに、
未経験から現場責任者を目指せる明確なステップが存在している。
その名も「介護福祉士実務者研修」。
字面では実務経験が前提となりそうなこの資格、実は無資格・未経験者にも門戸が開かれ、しかもいつからでも始められ、修了を目指せる。


1年に満たない受講期間で通学に要する日数も、均せば月に一日程度。
コロナでオンライン学習に対するハードルが低くなった昨今、介護業界に興味を持った異業者参入組がこぞって申込み各校受講者数が飛躍的に伸びているとの情報も。


武器を身に着ける制度が整い、情熱と篤い志を持った挑戦者を受け入れ発展を続ける介護業界。
ニューフェイス達の挑戦が介護の未来と可能性を広げていく。



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