ユースタイルカレッジ

ユースタイルカレッジのイメージキャラクター「レッ太」くんが これからユースタイルカレッジの今をお伝えします。

価値を決めるのは自分?それとも他人?part1

「あなたには価値がある」なんてキャッチコピーを
しばしば目にします。特に個人事業主として
セラピストなどをやられている方が集客する際に
用いられる定番のコピーと言えるでしょう。
そんな文言を見てふと思いました。
「この投稿を見ている人のことをどれだけ知っているのだろう?」


もし、友達限定でそのような投稿をアップしていないのだとしたら
不特定多数の人に対して「あなたには価値がある」と
伝えていることになりますね。
ではここでいう価値とはどのようなものなのでしょうか?


そのセラピストさんはどこに価値を感じて
会ったこともない人にそのようなメッセージを送れるのでしょうか?
以前の投稿で「価値とは差」であることをお伝えしましたが、
その程度のことを価値として投稿されているのだとしたら
上記のキャッチコピーは内容的には以下の通りです。
「あなたは私とは違う人です」


確かにこのような文言だあったところで「当たり前」
になってしまい、読み進めようとは思わないですよね。
もし、そのセラピストさんが何かバックエンドで販売したいのであれば
投稿を読んでもらう必要があるので、あまりにも
当たり前のことを言うだけでは意味がありません。


だからこそ「あなたには価値がある」と言い換えているのかも
しれません。
あるいはこのような見方も出来そうですね。
いわゆる「条件付き価値」です。
つまり、「もし、あなたが私のセラピーを受けて
私にお金を支払ってくれるのなら、その時あなたは
私にとって価値がある」


いわゆる「お金を支払ってくれるから」価値があるということですね。
ちょっとこのようなセラピストさんには
相談したくはないかもしれませんが。。。


ただ、どうでしょうか?実際にこのように条件付きで
価値を認めているという人は意外と多いのではないでしょうか?
例えば介護職の人で目の前の利用者に本当に価値を
認められている人はどれだけいるのでしょう。


ひょっとしたら「仕事だ」と割り切って、利用者の指示に
従っているだけ、という御用聞きに成り下がっていませんか?
もし単なる御用聞きなら恐らく利用者のことを
人としてではなく「お金の源」としか認識していないでしょう。
その人自身の価値にも気づけないはずです。


ただ、仕事への取り組み方は人それぞれ。
それが良いとか悪いではありません。ただ個人的には
介護の基本理念とは真逆のような気がするという程度です。
それこそ冒頭のセラピストさんの例でも
真剣にクライアントに向かい合ってセラピーを
提供する人もいれば、適当に自分のコンテンツを
販売することに集中していて、実際にクライアントが
全く癒されることが無くても関係ない、
というセラピストもいるでしょう。


そのような違いですね。
結局その人が思い描く「プロ」としてふるまっているだけなのでしょうから。
あなたが目指す介護のプロとはどのようなヘルパーでしょうか?


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