ユースタイルカレッジ

ユースタイルカレッジのイメージキャラクター「レッ太」くんが これからユースタイルカレッジの今をお伝えします。

人生100年時代の定年退職後の生活?

『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)』という本がベストセラーになったことを記憶されている方も多いでしょう。
恐らく未だに書店に行っても平積みされていますし、チェーン展開している古本屋でも特集コーナーに置かれていたりもします。


それだけ現状のニーズを反映した本だということに他ならないわけですが、この本の内容、一言で言ってしまうと
「これからは人生100年時代に突入するから、今までの生き方とは変える必要がある」ということです。


医療技術の向上や公衆衛生の向上などにより、平均寿命が延びてきているのが要因と言われていますが、
厚生労働省のまとめによると2019年日本人の平均寿命は女性87.45歳、男性81.41歳となっており、
女性は7年連続、男性が8年連続で過去最高を更新しております。これは1989年の女性81.77歳、男性75.91歳からは
それぞれは5年半以上寿命が延びていることを表し、人生100年時代も目前という状況です。


国民年金制度が成立した昭和36年の平均寿命が男性は65.32歳、 女性は70.19歳だったということを考えると、人生100年時代ということは
更に30年近く生きていくことになるので、当然これまでのライフスタイルとは変化せざるを得ないということになります。


そして生きていくにはお金がかかります。
年金制度が今後維持できる見通しもない状態ですので、高齢者であっても働いて稼ぐ必要があるのです。
これはある意味、非常に素晴らしいことで、生きる意味や価値を仕事に見出しやすい、というだけでなく
いつまでも社会から求められる存在でい続けられるということでもあります。


ただ、当然壮年期と比べると仕事のやり方は異なってくるでしょう。
平日の8時間を仕事に充てるというよりは、ひょっとしたら自分の隙間時間で必要な分だけ稼いでいく、
というスタイルが主流になるのかもしれません。


そもそも定年退職という表現も見直されるかもしれないですね。現在はほぼ65歳が定年で、それ以降は再雇用という形でしょうが、
人生100年時代とするとそこからさらに35年。いくつまで働くかは別にしても自分の生き方に合った仕事を見つける必要がありそうです。


「農業をやって自給自足の生活をしたい」という人はその自分が栽培した農作物を販売するというお仕事になるかもしれません。
これは敢えて「お金を稼ぐために農作業をやる」というよりは、自分が生きていくうえで行っている必然のことをお金に換えているだけです。
あるいは話し好きの人が自身の経験を語ることで後進の刺激になる。ひょっとしたらそれがコンサルティングになり、お金に換わっていく価値かもしれません。


そして重要なこと。高齢者が増えていくということは、自分のパートナーも同様に年を重ねていくということ。
お互いに支障が出てきたときに支えあう必要があることに他なりません。としたら、その支えあいの枠組みをパートナーから少しだけ広げてみるのはいかがでしょうか?


介護業界はこれまでの施設中心主義から在宅へと変化を遂げています。まさしくご近所づきあいがひょっとしたら価値としてお金に換わっていくかもしれません。
自分にとって大切な人たちと関わっていくことで自分も生活を安定させていくことが出来る、とした際にその価値を高めていくことを求めてもいいのではないでしょうか?


実は最近、実務者研修の受講生に高齢者が増えています。それは先行きを考慮した際に、自分のパートナーをサポートできるようにとの思いからなのかもしれませんが、
今後はそれが付加価値になっていく時代でもあるのです。
人生100年時代、どんな人生設計をしていきますか?


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