ユースタイルカレッジ

ユースタイルカレッジのイメージキャラクター「レッ太」くんが これからユースタイルカレッジの今をお伝えします。

初めての介護現場、マナーは?

コロナが先行き不透明な状況の中、それでも着実に収入を得続けるためにと、
先見の明を持って思い切って介護業界に飛び込まれる方々は非常に増えてきております。


手探りの状況では不安を覚えられるからだとは思いますが、ほぼすべての方が何らかの研修を受講されてから現場入りされます。
研修の際には座学だけでなく、実習もあるものの、実際の利用者を前に利用者宅へ訪問するとやはり勝手が違うもの。


では、初めて介護現場に出るときに注意すべきポイントは何でしょうか?


もちろん利用者によってさまざまなニーズがあると思いますが、共通してくる要素もあるでしょう。
それは「自分の意思が尊重されること」


例えば一例を挙げると、利用者宅に訪問し、片付けを受け持つことになった際に、机の上にティッシュが丸められていたことがあったとします。
ついつい、何の気なしにゴミ箱へ捨ててしまうというケースもあるかと思いますが、もし、その中に利用者が大切にしているものを包んでいるとしたらどうでしょう?


「大切なものをティッシュなんかにくるんでおくなよ。紛らわしい」というご意見もあるでしょうが、あくまでも利用者宅。
ルールは利用者が決めることです。これはご自宅に来客があることをイメージしていただければわかりやすいのではないでしょうか。


ご自宅へお客様を招いた際に、そのお客様が勝手に書斎に入り、「ここの本の並び順、50音順よりも出版年度順にしましょう」と勝手に並べ替えられたらどうでしょうか?
さすがに自分の家で勝手なことをするな、という気持ちにもなるでしょう。まさしくそんな気持ちだと思っていただければあながち間違いではないと思います。


ではどうすればいいのか?
答えは簡単で「これ、捨てましょうか?」と一言確認するだけです。


コミュニケーションが重要ということはこれまでビジネス経験のある方には当然のように思われるかもしれませんが、そのコミュニケーションがちょっと難しいのです。
利用者と打ち解けるために、しばしば相手との共通項を探ろうと色々と問いかける介護者もいます。
話好きな利用者であればそれはありがたいのでしょうが、ちょっと考えてみてください。


24時間365日、家族でもない誰かが常にそばにいるような生活を送っている人が、毎度毎度話しかけられたとしたらどうでしょうか?
さすがに少し静かにしてほしい、と思うこともあるのではないでしょうか。つまりやたらめったらとコミュニケーションを図ればいいというものでもないのです。
しばしば利用者から聞こえる声として介護者に求められるのは「空気のような存在」になること。


通常ビジネスではその他大勢に埋もれないように目立つことこそマーケティング、という認識をされている方もいらっしゃるかとは思いますが、
利用者にとっては日常生活を自分の意志で送ることこそ、望んでいることでもあるので、介護者の主張が強すぎるものも考えもののようです。
なかなかコミュニケーション一つとってみても難しいものですよね。


現場に出る前にどのようなことをコミュニケーションすればいいのか、どのような基本的な考え方をしていれば過剰介護にならないかなどを
しっかり学ぶには実務者研修のように包括的にノウハウを学べる研修を受講されるのが一番。
様々な学校で開講されてもおりますので、ぜひ色々と比較検討の上でご活用いただけるといいのではないでしょうか?



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