自分の人生を生きるとは?
介護の基本は「自立支援」です。これは極めて当たり前すぎて
見落としがちなことかもしれませんが、誰もが自分の人生を
生き抜きたいと思っているという前提に立っています。
それこそ、あえて過激な表現をするなら、一定の餌を
与えられて、小屋に詰め込まれ、一定期間肥えさせた上で
役に立たなくなったら処分するという家畜のような生き方ではなく、
自分の意思で選択して、その結果を受け入れていきたいと願っているはずです。
もちろん家畜のように飼いならされる生き方を自ら選択したい、
という方々はその生き方を選択すればいいだけで、上記のような
家畜ライフを否定するものではありません。
選択肢の問題なのです。
結局家畜ライフしか選択できない、となってしまうと
そもそも自立した生活。自分の人生を生きるということが
出来ないからです。
このように表現すると誰もが自分らしい生活を望むはず。
家畜ライフなんて誰一人望んでいないだろう、と
感じられる方々が多いように思います。
しかしながら実際には自ら望んで家畜ライフを謳歌しようという
方々も一定数いらっしゃいます。
自分の選択した結果として生きるのであればそれは良いのでしょうが、
自分で選択していながら愚痴を言うのがその方々の特長です。
そう。結局のところ、自分というものがないので、
「自分の人生を生きる」ということ自体があり得ない状態に
なってしまっているのです。
例えば雨が降っているとしましょう。
しかし手元に傘がありません。濡れたくはないとして
どうしますか?
考えられるのは以下の選択肢ではないでしょうか?
①傘を差さずに濡れてしまってもいいので表に飛び出す
②雨が止むまでその場でじっとしている
しかし、ここに3つ目の選択肢があるとしたらどうでしょうか?
それが
③天に祈りをささげて雨を止ませる
というものです。
大抵の方々は①か②を選択されるでしょう。
なぜならそれが自分で選択して、コントロールできることだから
です。
③を選択したところで実際に雨が止むかどうかは別問題、
とするなら自分がコントロール出来ないことを選択すること自体が
自分の人生を生きるということになっていないことになります。
言い換えるなら、自分以外の者に人生のコントロール権を
明け渡している限りは自分の人生を生きられないということです。
当然、①でも②でも選択した場合は、自己責任です。
雨にずぶぬれになるかもしれないし、無駄に長時間
拘束されてしまうかもしれません。しかしそれを自分が選択したのであれば
自分の人生を生きているということになるでしょう。
介護において、利用者は主体者でヘルパーはその利用者が
自ら選択して自分の人生を生きていくための道具に過ぎません。
だからこそ、最終責任は全て利用者が負うのです。
それが自立した生き方二なるからです。
ヘルパーが自分の意思で良かれと思ってやることも
ひょっとしたら利用者の意思を無視しているということに
なってしまうかもしれませんね。
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