ユースタイルカレッジ

ユースタイルカレッジのイメージキャラクター「レッ太」くんが これからユースタイルカレッジの今をお伝えします。

初めての介護現場、気を付けること

失業率がますます高まっている現状の中で、介護業界を自身のビジネスフィールドと捉え参入される先見の明のある方が多くなっております。
ただ、将来的なヴィジョンに関しては間違いなく伸びてくる、ということは分かっているものの、目先のことになると不安になったりすることもあるでしょう。


特に施設介護ではなく、利用者宅への訪問型介護の場合、一人ででの支援になりますし、基本は直行直帰なので、事前に相談することもほぼありません。
いやでも緊張してしまいますよね。


さて、今回はそんな介護業界初めての方がいよいよ介護現場に初登壇する際に気を付けることをまとめてみたいと思います。
まずはビジネスであれば当たり前ですが相手がいることですので、まずは相手のことを考えましょう。
具体的には介護は法律によってその利用者が高齢者なのか障害者なのかに分かれます。
高齢者であれば認知機能の状況も影響するでしょうし、残存能力がどの程度なのかもポイントでしょう。
障害者であれば先天性の障害なのか後天性の障害なのかがまずは重要でしょうし、意思表示がどのような方法によるのかも大切ですね。


何もこれは介護現場に限ったことではありません。
例えば恋愛に置き換えてみましょう。


誰にでも同じ口説き文句を言う人は皆無でしょう。目の前の告白をする相手と真剣に向かい合い、自分がその人に何が出来るのか
どうしていきたいのかを伝える。全く同じ内容を誰彼構わず言うことはないですよね。
ちょっと具体的に考えると笑えると思います。いよいよプロポーズという場面をイメージしてみてください。


「〇〇さん、私はこれまで〇〇さんと一緒に××を経験してきて、本当に充実していました。これからも一緒に~」
見たいなセリフがあったとしましょう。
この〇〇さんを変えて全く同じことを他の人に言えるでしょうか?当然一緒に××を経験もしてきていないので
言われたところで、「誰に言ってんのよ」という感じでしょう。


全く笑えないシチュエーションになりますね。
ところが、介護の現場ではこのような冗談を真剣に考えてやろうとしている人が一定数いるのです。
例えば認知症があって、ゆっくりと子供をあやすように話しかける必要がある利用者がいたとして
「〇〇さ~ん、お口を開けてみましょうか?はい、大きく開けられましたね。よくできました。じゃあお食事を食べてみましょう」
ということを言ったとします。利用者によっては確かにこのような対応で食事が出来るようになる人がいることはいます。


しかし全く同じことを昨日までバリバリ現役で仕事をやってきて、たまたま事故にあい、四肢が動かなくなっている人に言ったらどうでしょう?
まさしく「誰に言ってんのよ」という状況に陥ることは明白です。
つまり、介護に限らずということにはなってしまいますが、如何に目の前の相手と真剣にコミュニケーションして相手の要望を聞き取れるか
ということしかないのです。


コミュニケーションはほとんどの方が言葉を用いて行うでしょう。しかしながら介護の現場では言葉を話せない方もいます。
意思表示を目線だけで行うような方もいます。そんな方の意思をしっかりと受け止めるには自分の頭の中で様々なシミュレーションをするより
真剣に向かい合うことを心掛けるだけでいいのかもしれませんね。



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