ユースタイルカレッジ

ユースタイルカレッジのイメージキャラクター「レッ太」くんが これからユースタイルカレッジの今をお伝えします。

介護に関して考えさせられる映画

ユースタイルカレッジでは重度訪問介護従業者養成研修統合課程という研修を毎週実施しております。
これは重度障害の方に対して支援に入れる資格取得の研修です。


この中で当事者講師として登壇している方から進められた映画が「最強のふたり」です。
映画.comでも評価が非常に高く、利用者の立場の人も理想の介護の在り方だという作品。
2013年のフランス映画で同年の日本アカデミー賞優秀外国作品賞を受賞し、ゴールデングローブ賞にも
最優秀外国語映画賞にノミネートされております。


内容に関しては実際にご覧いただくとして、介護に関して迷いがあったり、実際の支援の場でイライラしてしまう場面に直面した際に
振り返ってみる原点として鑑賞してみるのもいいのではないでしょうか?


介護に関しては時代の移り変わりとともにそのあり方も激変しております。
以前は施設に隔離して対応する、という施設型介護が中心でした。しかしながらノーマライゼーションの考え方や
個人の意思の尊重を追求する姿勢に即して、また国家の財務状況などの影響もあり在宅支援を中心に切り替わってきております。


サービスを提供する側とサービスを受ける側、ビジネスで言うところの売り手と買い手、という立場ではなく
お互いがお互いの人間性を尊重しあう利害関係者という立場を構築していくことが今の介護では求められているのかもしれません。
もちろん今後も時代の流れとともに考え方が変わってくるのかもしれません。


それこそ厚生労働省は新型コロナウイルスに対してマスクの有効性は認められないとマスクの強制はさせていないにも関わらず、
様々な機関や施設ではマスクの着用が無ければ入室することすら出来ません。
このように個人の意思の尊重ではなく、「なんとなく」という風潮で今後の介護は変わるということは当然あり得ることです。


「きちんと自らの意思を声を上げろ!」という主張もあるかもしれませんが、実際に声を上げられない方もいらっしゃるのが介護の世界。
だからこそ、そばにいるヘルパーが利用者の意思をしっかりと受け止める必要があるのです。


利用者の言葉で印象に残っていることがあります。それは「自分は手足が不自由だが、手足が思うように動かせたらやりたいことがある。
それをヘルパーには手伝ってほしい。手足の代わりになってほしい。あくまでも手足の代わりだから考えてもらう必要はない」


利用者の意思を尊重するとはこのようなスタンスなのかもしれませんね。


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