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前回はオートファジーの個人的な体感をご紹介すると言いながら
生活習慣の話で終わってしまいました。
そこで改めて、1日16時間の空腹時間を設けることに関しての
体験談をご紹介しましょう。

前回のお話の通り、私自信はこれまで一度も太ったことはありません。
裏返すと生まれてから今まで、全く体型が変わらないのです。
これは反面残念な要素でもあり、どれだけ筋トレをしても筋肉が
張ることはあっても大きくはなっていかないということなのです。

従って体脂肪率に関してもこれまでは全く変わらないままでした。
それこそ一時期は毎日腕立て伏せを500回。腹筋、背筋を1000回する
という生活習慣を取り入れ、その状態を2年以上使い、
プロテインなども摂取していたこともあるのですが、全く体脂肪率は
変わることはありませんでした。

お腹が出ることはありませんが、きれいにパックが見えるように割れる
ということもなかったのです。
さて、オートファジーについてです。この16時間の空腹が免疫を活性化し
若返りの基本でもあるということを知り、チャレンジしたのですが
やはり最初はお腹が減りました。

ですので、いきなり1日2食にする、というのではなく曜日を決めて
週に1回だけ1日2食、というところから入り、その日数を徐々に増やして
いったのです。
最近ではお腹が空いてから食べる、というようになりましたので
基本は1日1食ですね。当然1食あたりにかけられる予算は高くなりますので
質の良い食事を空腹時に食べられるので食事を堪能しています。

健康診断の際、驚きました!
体脂肪率だけ10%近くも落ちていたのです。あれだけ筋トレしていたときには
1桁に乗せるのは厳しい、と思っていたのにあっという間に体脂肪率1桁になっていたのです。
しかも腹筋もパックが浮いています。

激しいダイエットに励むより1日の食事の回数を減らして、
その分の予算を1食の予算にかけることで美味しい質の良い食事を
お腹いっぱい食べられる。それで免疫も活性化し、体脂肪率も落ちる。
これがオートファジーの力です。
人間本来の機能なのです。

育ち盛りのお子さんには向いていません。
結局やっている生活習慣というのは「お腹が空いてから食べる」ということでしかありません。
しばしば人が朝食を食べるようになったのはエジソンが発明したトースターを
販売するために「頭をよくするには朝食を食べればいい」という
コマーシャルに踊らされるようになったため、という説もありますが、
自分の身体を声を聴くということこそ、人間としての在り方なのでしょう。

これは介護の現場でも同様のことが言えます。
実際に声に出ている言葉ではなく、その人が身体全体で発しているメッセージを受け取ること。
このようなコミュニケーションを求められるのではないでしょうか？

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