ユースタイルカレッジ

ユースタイルカレッジのイメージキャラクター「レッ太」くんが これからユースタイルカレッジの今をお伝えします。

葛根湯って使ったことありますか?

西洋医学と東洋医学を比較した際に、西洋医学が注目しているのが「症状」で、東洋医学が注目しているのが「その人自身」ということは以前お伝えした通りです。
「症状」に注目する西洋医学では、例えば発熱が認められる場合、どのような薬品を用いれば解熱できるかということに特化しています。
他方、「その人自身」に注目する東洋医学では、普段どのような生活習慣を送っている人なのか、もともと体力のある人なのか、など
発熱以外の条件面も加味しているということですね。


東洋医学で薬を使用する場合はいわゆる漢方薬になります。これは自然界にある鉱物や植物、昆虫などを合わせてその人自身の免疫系統を活性化させるものです。
石油系原料の西洋医学の薬品とは全く異なりますね。


そして面白いのが、東洋医学で用いられる漢方薬に関して、西洋医学では効果効能が立証できない、ということなのです。
つまり、確実に効果はみられるものの、なぜ、解熱に効果を発揮しているのかが分からないということのようですね。
ただ、だからと言って西洋医学が安心かというとそうではありません。


西洋医学のいわゆる薬物療法に関してはせいぜい数百年程度の歴史しかありません。
裏を返せば臨床データがその程度ということです。
かたや東洋医学の漢方薬の臨床データは数千年に及びます。その効果効能を西洋医学の観点で証明できなくても
十分に人体にとって適用しているものだとわかるでしょう。


漢方薬の代表的なものだと葛根湯というものであれば、風邪の時に一度くらいは活用したことがあるのではないでしょうか?
あくまでも個人の免疫を活性化させるものなので、解熱やだるさに関しては場合によっては市販薬の方が効果を実感できるかもしれません。
しかし、ここに怖さがあると思うのです。それは解熱という行為一つとってみても、「本当に解熱していいのか?」という問題です。


体温が1度上昇すると免疫機能は500~600%アップすると言われております。
風邪の時であれば免疫が活性化するから治るわけですが、解熱してしまうと免疫が活性化されておりません。
だから長期化するのです。しかも耐性菌が生じやすくもなります。これが変異株というものとも言えますね。


それに考えてみましょう。私たちの身体はパーツが独立しているわけではなく、すべて連動しています。
しかし病院では内科、外科、レントゲン科、精神科などなど。様々なパーツごとでしか診断しません。
だから目の前の症状にしか対処できないのです。


目先の症状だけに対処することで、変異株を生み出し、もともと人間に備わっている基礎免疫力を不活化させてしまう。
そんな生き方が自立した介護職と言えるのでしょうか。
自立支援をするからにはまずは私たち自身が自分の生活を反省することが新型コロナウイルスによって促されているのかもしれませんね。



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