ユースタイルカレッジ

ユースタイルカレッジのイメージキャラクター「レッ太」くんが これからユースタイルカレッジの今をお伝えします。

こんな利用者は嫌だ!と思っていたけれど・・・

介護とは人対人。当然相性というものがあります。
どれだけ資格を持っていたとしても、どれだけ経験があったとしても最終的には相性。
気が合う人でないとお互いに疲れてしまうことでしょう。
それは介護とは見ず知らずの他人同士が一定時間共同生活することだからと言えるかもしれません。


想像してみてください。
朝起きたら目の前に見ず知らずの他人がいるんです。そこから何かを話しかけるでもなく、
ただそばにいる。もちろん、いてくれるからこそ、自分がやりたいことを代行してくれるわけですが
なかなか精神的にはストレスが溜まりやすいだろうことは想像できることでしょう。


これは何も利用者側にだけ言えることではありません。特に訪問系のお仕事の場合は
相手のテリトリーの中に入っていくことになるため、ただでさえ緊張することでしょう。
そのうえで相手がイライラしていたらどうでしょう?
それこそ針のむしろという雰囲気ではないでしょうか?


タイミングが悪いとそのような状況で支援に入ることになるヘルパーも当然います。
なぜなら介護とはパラパラ漫画のようなものだからです。


利用者にとっては1日が連続した時間の積み重ねであるため、機嫌がいい時もあれば
悪い時もあるものです。それに対してヘルパーはそのパラパラ漫画の一コマだけを
ヘルパーと一緒に描いていくようなものなので、タイミングが悪く、結果として利用者がイライラしている時に
出会うと「こんな利用者は嫌だ!」となってしまうのも無理もないかもしれません。


しかし現状を考えてみましょう。
新型コロナウイルスの流行により、ヘルパーの中でも離職したり、休職を求める人がいます。
すると人の手を借りることで生活している利用者に手が回らないという事態が生じうるのです。
まさしく危機的状況ですね。


ただでさえヘルパー不足は社会問題になっているにも関わらず、それを煽るような状況が続くことで
利用者は最近常にストレスにさらされているのです。


結局人対人。いかに人間関係を構築していくかは何も介護に限ったことではありません。
そもそも「ありのままの私を理解して」とは求めるものの、人は自分に関心があることにしか注意を向けません。
大部分は無視してしまうものなのです。


ということは第一印象で「なんか嫌だ」と思ったとしても、それは単に自分の関心を向けた部分が自分の好みではなかった、
というだけのことで、別の面を見ようとしてみると全く違った印象を得るものではないでしょうか?


しばしば例え話で出されるギャップの中で、もともと非常に悪い不良が電車で高齢者に座席を譲る、とした場合
非常に印象が良くなるということもあります。違った面が見えると違った印象になるものなのです。
現状を考えてみたときに、ヘルパーがあきらめてしまうということは利用者の生活に直結する大問題。
だからこそ、人の違った面を見られるようにするというコミュニケーションを意識してみてはいかがでしょうか?


介護現場におけるコミュニケーションの方法に関しては実は実務者研修で学ぶことが出来ます。
コミュニケーションは実践でしかない、という思い込みがある方もいらっしゃいますが、
関係性をこじらせてしまうリスクを取るよりは、擬似体験として研修の場を活用してみるのは有効だと思います。



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