介護業界において、ビジネスとして継続的に取り組めるように
していくにはしっかりと収入を得ていくことが重要です。
正直介護者自身が心身をすり減らしてしまい、
「なんで私だけこんなに・・・」といって業界を去っていくのを
見ていると、「もうちょっとプロ意識も持てないものか？」
と感じてしまいます。

「プロ意識がないっていうのか？」と言われそうですが、
確かに厳しい環境で仕事に取り組まれていたのは事実でしょう。
しかし本物のプロである限りは継続的に出来る状態を
作り上げておくこともまた求められるものです。

これは当然の話でしょう。
例えば医師。途中経過まで見ていて、他の医師に代わったとします。
その時にきっちりと引き継がれていないからとまた
ゼロから同じ投薬を開始されたらどうでしょうか？
「こんな奴信じられるか？」となるのではないでしょうか？

ビジネスである限りは継続性が重要。だからこそ
自分がいなくても全く同じサービス品質を保てるようにしておくこと。
そのためには部下をしっかりと育成しておくこと。
万が一にでも風邪などひいて、あるいは濃厚接触者扱いに
なってしまい、出勤が出来ないとなっても、サービスを求める
利用者に迷惑をかけないように体制づくりとすること。
これがプロの仕事であるのは当然です。

しかし、当然、そうは言っても常にだれかに取って代わられるようでは
そもそも自分が不要だということを証明しているだけ。
だからこそ、万が一の状態に対しては備えをしながらも
その状態を引き起こさないように日々自身で自己管理に取り組むのが
本物のプロでしょう。

だからこそ、自分自身が折れてしまうということは
プロ意識の欠如なのです。
もちろん、事業所も道具に過ぎません。ですので
自分の人生を豊かに、幸せにするための手段として
現在の事業所が不適当だとするなら自己責任で離職するのは
全く問題ないことです。
そうではなくて、利用者や職場環境のせいにして
離職してしまうというのがプロ意識の欠如だということですね。

もちろんどんな仕事であってもいきなりプロ意識を持つ
というのは厳しいものかもしれません。
だからこそ、そこは事業所自体や上司がきっちりと指導出来るようにすること、
それが出来ていないということは上司が無能だという
証拠でしかありません。

ただ、もし自分の上司が無能だと感じるのであれば、
当然自分の方が有能だということになるわけですから
しっかりとその無能な上司を自分の駒として使えばいいわけです。
無能だと評価している人間を自分の思うように使いこなせない
ということは自分自身が無能だということの証明です。

色々と言っておりますが、結局は全て自分の責任。
だからこそ日々の自己管理を行い、事業所内での
自分の影響力を発揮できるようなコミュニケーションを
意識していくのがプロなのでしょう。

そしてそんなプロになるからこそ、提供するサービスに
価値が付加されます。しかし、その付加価値を一気に高めるには
最適な手段を選択するということも求められます。
介護業界においてはそれが研修という名の資格なのです。

様々な研修を様々なスクールが提供しております。
そしてそれぞれのスクールがそれぞれの立場を持って
研修を提供している訳です。
当然全く同じ実務者研修であったり、重度訪問介護従業者養成研修
であっても提供するスクールの哲学により若干異なります。

「とにかくスピード感を持って資格を取得させます」
というところであれば、一人一人の納得ではなく、
事務処理的な感じでの研修提供ということになるのでしょう。
ではユースタイルカレッジはどうか？
というとそれは「変化させる」ということです。

研修を受講してbeforeとafterで変化がない、あるいは
「非常に学びになりました」と口では言うものの、
実際に日々の業務で変化がなければユースタイルカレッジでは
研修は失敗という認識です。
だからこそその変化というゴールから逆算して様々な
研修を構成しているのです。

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