ユースタイルカレッジ

ユースタイルカレッジのイメージキャラクター「レッ太」くんが これからユースタイルカレッジの今をお伝えします。

利用者と介護者との基準のずれをどうする?part1

人間の脳の特徴として圧倒的な栄養失調状態にあることが
しばしば指摘されております。
仮に脳を正常に機能させるだけの栄養を摂取しようとすると
今度は別の身体の部位に異常をきたすというレベルの
栄養失調状態で稼働しているものですから、当然のように
脳は常時省エネモードで稼働します。


これを脳科学の世界ではRASと言います。
このRASとは常時99.999%をフィルタリングして、自分の
意識が向いている情報だけを取捨選択して得るという機能です。
ものすごく濾すフィルターのイメージでしょうか?


ですのでしばしばドラマのセリフや大ヒットアニメ映画の
くさいセリフでもある「ありのままの私を見て」という
ことを要求することはかなり酷な要求なのです。
なぜならありのままを見る、すなわち相手の100%を見るということは
この99.999%をろ過しわずか0.001%だけを通過させる
脳機能に1万倍の働きを要求させることになるわけです。
ですから仮に100%のありのままを見ようとすると
餓死します。


ここからもわかるように人は誰もが自分が見たいと思っている
わずか0.001%だけを自分の100%だと誤解しております。
だから自分が「ありのままの私」だと勘違いしている
0.001%の自分を見てもらいたいと願っているのでしょうが、
相手には相手が見たいと思っている0.001%しか見ません。
これを被らせようとすること自体がほぼ確率論的には
不可能に近いということが誰でもわかるでしょう。


つまりは結論。人はお互いに理解することなの出来ないのです。
それを「人は本音で語り合えば理解できるものだ」と
勝手な価値観で思い込み、相手にもそれを押し付けようと
するから衝突が生じるのです。
もちろん、お互いに脳機能的には理解できることなど
ほぼあり得ません。だからこそ分かり合おうとすることが
無駄だと分かっていても努力するべきことと言われるのでは
ないでしょうか?


さて、なぜこのような脳のお話をしたかと言いますと
介護業界においても利用者と介護者とのこのミスマッチは
いつでも起こっているものだからです。
しばしば介護者が愚痴ることの代表的な文言に
「この利用者は私のことを奴隷か、お手伝いさんのように
捉えている」という指摘があります。


奴隷や、お手伝いさんということをもちろん直接表現された
訳ではないのでしょうから、利用者の接し方から
介護者が勝手にそのように判断したことになります。
ひょっとしたらこんな状況ではないでしょうか?
「まずはこのAをやってください。それが終わったらBを
お願いします。さらにはCまで終えてください。
これをあなたが変えるまでの1時間以内に終わらせてください」


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