ユースタイルカレッジ

ユースタイルカレッジのイメージキャラクター「レッ太」くんが これからユースタイルカレッジの今をお伝えします。

喀痰吸引等制度とは?

「喀痰吸引等制度」という言葉を聞いたことがありますか?
恐らくほとんどの方はご存じないかなりニッチな言葉だと思います。


ただ「制度」という言葉からもわかる通り、既に社会的には認められているものです。
社会的にはニーズがあるけれども聞いたことがないニッチなもの、ということはビジネスで考えればブルーオーシャンということが出来るでしょう。


もちろん、これだけ情報が氾濫し、それこそ江戸時代の人たちが1年かかって取得する情報を現代人は1日で取得しているという状況から考えると
情報自体に価値があるという時代は既に終わりを遂げているのかもしれません。


では実際にどのような制度なのでしょうか?厚生労働省の定義上によると
「介護福祉士及び一定の研修を受けた介護職員等は、一定の条件の下にたんの吸引等の行為を実施することができる」
というものです。
これはもともと、たんの吸引や経管栄養は「医行為」と整理されており、法制化されるまでは一定の条件の下に実質的違法性阻却論により容認されていたものでした。


ちょっと分かりづらいかもしれませんね。
つまり「医行為」、言い換えれば医療行為自体は医師または看護師しか出来ません。これは当たり前ですよね。
ずぶの素人が「風邪気味ならこれを飲むと治るよ」と得体のしれない処方を出してきても怖いですから。


さて、介護の現場には高齢者だけでなく重度の障害者もおります。中には自発呼吸が出来ずに人工呼吸器を利用して生きている方々もいらっしゃるのです。
このあたりは個人個人の生命観や倫理観とも関わってくる部分なのであくまでも「そういう人もいる」という程度で認識いただきたいのですが、
もし、あなたの大切な人の命が非常に危険な状態にあって、人工呼吸器を装着すれば生きながらえることが出来る、となったらどうでしょうか?


自分自身は人工呼吸器は装着に否定的だとしても、大切な人には少しでも生きていてほしい、という想いもわかるのではないかと思います。


ただ、現在は明らかに医師不足であり、看護師不足。ましてや人工呼吸器は装着しているものの、それ以外には全く支障がないような方であれば
ずっと入院して病院のベッドに寝かされるよりは、自宅で大切なご家族と一緒に過ごしたい、というものではないでしょうか。


とした際に、当然人工呼吸器の操作はご家族が行います。敢えて過激な表現を使うとずぶの素人が管理するということです。
当然、普段はお仕事をされたりもしていることでしょう。そんな時に万が一気管に痰が詰まってしまったらどうでしょうか?


介護職員は医療職ではありません。しかし利用者の命をつなぎ留め、ご家族の想いにこたえていくためにはそのような医療的なケアを出来るようになると多大な貢献が出来るのです。
介護という業界にもまだまだブルーオーシャンはあります。市場自体がこれから拡大していくものでもありますので、この医療的ケアが出来るように技術を研修で身に着けておく、
というのはこれからの時代にご自身の市場価値を高めることになるのではないでしょうか?



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