ユースタイルカレッジ

ユースタイルカレッジのイメージキャラクター「レッ太」くんが これからユースタイルカレッジの今をお伝えします。

訪問系の介護職の夜のお悩み~夜勤の注意点~

人それぞれライフスタイルは異なるもの。活動的な方もいれば創作意欲が湧かない限り動き出さないような人もいます。
またお勤めされている方であれば自分のライフスタイルばかりを重要視するわけにもいかず、勤務先から求められるライフスタイルを生活にうまく取り込んでいることでしょう。
介護の現場も全く同様。利用者も活動的な人もいれば、終日じっとして過ごされている方もいらっしゃいます。
日々命をつないでいく様子はそれぞれの人の生き様と言えるでしょう。


したがって一概に日中活動して夜間に睡眠ということでもないのでしょうが、往々にして人は日中活動して夜は休みます。
そして利用者の中には24時間の介護を必要としている方も多いのです。


それは自分で横になったり、体位交換をしたり、トイレに行ったりすることが出来ないから。
場合によっては自発呼吸が出来なかったり、むせてしまったときに自分で気管から吐き出せなかったりということもあります。


一事が万事という言葉通り、そんな利用者に対しては就寝中であっても「見守り」という行為が必要になります。
これが重要なお仕事なのです。


自分で体位交換が出来ず、体重が一点集中してしまうことで褥瘡が出来ることを防ぐために定期的に身体を動かして体重が一か所にかからないようにしたり、
就寝中に気管に痰などが詰まって窒息することがないように吸引機で吸い出してあげたり、利用者自身はお休みですが、介護者は眠っている訳にはいきません。


そしてよく聞かれることですが、利用者宅へ訪問して介護にあたる場合、基本は1人で訪問します。
ほとんどの場合で利用者と介護者2人きりです。しかも夜間で相手が就寝中。


会話でも出来れば起きていることも支障はないのでしょうが、あくまでも就寝中の見守りがお仕事なので眠るわけにもいかず、
かといってあまり大きな音や光を放つような動画を視聴したりしていると利用者の安眠を妨げることにもつながるのでそういったことも控えて・・・


となると眠気に打ち勝ちつつ、空気のような存在として見守り続ける、ということがシンプルでありながら非常に大変なお仕事であることがイメージできるのではないでしょうか?


実際にやっている行為自体は特に医療的ケアを必要としていない利用者の場合には体位交換くらいでしょうから30分から1時間に1度程度身体の向きを変えてあげるだけなので
非常に単純です。しかもそれ以外は眠らずにじっとしておくだけで、勤務時間としてお金が発生します。


ただ、裏を返すと利用者にとっての安眠はお金をかけてでも手に入れたいものだということです。
積極的にかかわる、という姿勢ではなく空気のような存在として生活に溶け込むことを意識する。それが訪問系の夜勤というお仕事なのです。


体位交換の具体的な方法などは実務者研修などで学ぶことも可能です。
自身の身体を痛めてしまわないためにも習得しておくといいですね。


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