東京オリンピック強行開催に向けてウガンダ代表選手団が20日に、ホストタウンの大阪府泉佐野市に到着。
前日の19日に9人で来日したものの、成田空港でのPCR検査で1人が陽性となったとのことです。
結局この1名の陽性者に関しては入国も出来なかったようですが、それを受けて
「こんな状況でオリンピックが開催できるのか！」という批判の声が報道されておりますが、
どうも論点がすり替えられている気がしてなりません。

というのもこの方々はアストラゼネカ製ワクチンを2回接種し、出国前72時間以内に受けた検査の
陰性証明書も提出しているのです。ところが到着後の抗原検査で陰性にならず、PCR検査を受け、
陽性になってしまったがために隔離されたのですが、そもそも今回のワクチンって9割以上の効果でなかったでしたっけ？
ましてや抗原検査でも陰性になっていないということは効果があるのでしょうか？

日本国内でも接種が始まり、同時に多くの副反応の声が出てきています。
ただ、現時点ではワクチンによるものかどうかは不明とされておりますが、
前日まで元気にしていて健康だった人たちが急死したりしてもいるので、
関連の有無に関わらず、判断の根拠が十分に出揃うまでは待っても良いような気がします。

陽性者が入国してしまったことが問題ではありません。
効果があると言われているワクチンを2度も摂取している人が陽性になったことが問題なのです。
ここから考えられるのは次の2つではないでしょうか？
１．そもそもPCR検査が新型コロナウイルスの検知にはふさわしいものではない
２．ワクチンには効果はない

１．そもそもPCR検査が新型コロナウイルスの検知にふさわしくないということに関しては
色々と主張もあるようです。もともとPCRの開発者でもあり、ノーベル賞受賞者の
キャリー・マリス博士はPCRを感染症の検査には使用できない、と主張していたものの
新型コロナウイルスの流行の直前に急死し、WHOがPCRを新型コロナウイルスの検査に使用する方法として
周知したため、新型コロナウイルス以上にこのPCR検査キットがパンデミックになったということです。

２．ワクチンには効果がない
以前の投稿でも書きましたが、今回の有効性に関しては2万人の母集団をワクチン接種者と
偽薬接種者に分けて効果測定をしておりますが、ワクチン接種者から陽性者が8名。
偽薬接種者から陽性者が162名のため、ワクチンの有効性は162-8名の154名。
なので154名÷162名=95%以上とのこと。

ただ、偽薬であっても2万人の内でたった162名しか陽性にならなかったのであれば
副反応や後遺症のリスクが皆無ではないものを接種させる必要もないでしょう。
そもそも厚生労働省の発表を取りまとめると重症化率が0.0007%で
日本人でコロナで死んでいない人は99.999%。
お正月のたった1ヶ月でお餅を喉に詰めて亡くなる人の方が遥かに多いものですから
いらないと思ってしまうのは私だけでしょうか？

いずれにせよ、一つのニュースであっても切り取り方次第で伝わるものが全く異なる結果になります。
これは介護の際のコミュニケーションでも同じこと。
きちんと利用者と価値観をすり合わせられないとコミュニケーションのミスマッチが起こりそうですね。

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