いよいよ第36回（令和5年度）介護福祉士国家試験の詳細が
発表されました。詳細は以下のリンクからご確認ください。
https://www.sssc.or.jp/kaigo/gaiyou.html
これによると実際の試験日は令和6年1月28日（日）と例年通り
年明け1月の最終日曜日です。

重要なのが受験資格です。
介護現場で実際にお仕事をされている方々にとって重要なのは
「実務経験3年以上」という部分でしょう。
実際に実務者研修の資料請求をいただいている方々からも
「まだ3年以上の経験がないから」と受講をあきらめる方もいらっしゃいます。

しかしながら何度もこれまで繰り返してきましたが、介護福祉士とは
介護職が自らの人生の選択肢を増やし、より自分らしい生き方を
していく上で必要なお金を効果的に稼ぐことが出来る手段なのです。
厚生労働省が発表している「介護職員の平均給与額等
（月給・常勤の者）」のデータによると
介護福祉士を取得している方の平均月収が32万9,250円。
それに対して初任者研修を取得している方の平均月収が30万1,210円
更には無資格者の方の場合は平均月収が27万5,920円
これは国が発表している正式な数字です。

介護福祉士を受験するには実務経験が3年以上必須となりますが、仮に
介護福祉士を受験する直前まで無資格のまま勤務したとするとナ・ン・ト
約200万円も受け取っていないことになるのです。
しかもこれは毎月の給与額の話で、いわゆる賞与は全く含めておりません。

全く同じ仕事をしているのにそれだけ入ってくる金額が変わってしまう、
というのであればチャレンジできるならした方がいいでしょう。
そして実務経験に関してポイントは来年の3月末までの累計で
3年以上になっていればいい、ということです。
ということはこのブログを読んでいる時点では2年でも問題ないのです。

仮にですが、来年3月末までであれば3年をクリアする無資格の方がいて
介護福祉士の受験にチャレンジした結果、合格したらどうでしょうか？
給与額が27万5,920円から32万9,250円に大幅アップします。
年収で言えば賞与を含めなくても639,960円増えるのです。
恐らく賞与を含めるとゆうに100万円以上全く同じ仕事をしていたとしても
増額になるでしょう。

目の前に来年100万円が手に入る可能性があるのです。
特に特別なことをしなくても今年までと同じ仕事をしているだけで
追加で100万円が入るのです。
確実に人生における選択肢が変わりますよね。

そうはいっても国家試験です。受験して必ずしも合格するというわけでは
ありません。
ただ、冷静に考えてみてください。介護福祉士を受験する、と決めると
前提として実務者研修は3月末までには確実に修了しています。
仮に国家試験に不合格になったとしても実務者研修を取得しているので
確実にレベルアップしています。

国家資格にチャレンジするかどうかはあくまでもご自身の人生設計次第です。
ただ、少なくとも介護業界で今後も仕事に取り組んでいきたいという
想いがあり、なおかつより自分自身も幸せになっていきたいと
願う介護職員であればチャレンジはした方がいいのではないでしょうか？

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