ユースタイルカレッジ

ユースタイルカレッジのイメージキャラクター「レッ太」くんが これからユースタイルカレッジの今をお伝えします。

利用者の意思、介護者の意思。主従関係について・・・part3

介護業界における主従関係の錯覚、日本のビジネス業界に
おける大いなる勘違いに関してブログを展開している第3弾です。
前回料理をする場面を通じて本当の意味での主従関係とは
主が目的を持って、すなわち意思を持って行動する際に
従という道具を使用することだということをお伝えしました。
具体的には「カレーライスを作る」という目的を持った
あなたが包丁という道具を選択して、野菜をカットするという
ことこそ本当の主従関係で、この場合はあなたが主であり
包丁は従だということでしたね。


ここで重要なのは従は道具なので自らの意思を持たない
ということです。
これは料理の場面を想像すればだれにでも納得できるはずです。
それこそ野菜をカットしようと包丁を手に取った瞬間に
包丁が自ら意思を持って勝手に動き出してしまうようなら
とてもじゃないですが、そんな包丁は使えませんからね。


そう。主従関係で言えば主側が従を選択することが可能なのです。
すなわち「この場面では包丁を使いたいけれど、この場面では
包丁だとかえって手間だから、ピーラーにしよう」という
選択権は主側が握っていて、従側である包丁やピーラーは
「私を今使って」という主張、すなわち意思を持たないということです。


さて、ここから介護業界の話に入っていきます。
勘違いを解くためなのですが、意外と根深いものなので
伝わりやすいようにちょっと過激に表現していくことにします。
介護の基本は「利用者の自立支援」です。
ということは利用者が「自分の人生を生きている」という
実感、すなわち自らの人生をコントロールしている感覚
がなければ、その介護は成立していないということです。


つまりは「自分で今の人生を選択して生きている」のではなく
「介護職員によって生かされている」という感覚だと
そもそも介護としては間違ってるということです。
そして、このような自立を支援するということは
先ほどの主従関係で言えば利用者が自分の人生においては
主になるように支援していくということです。


間違っても利用者の人生にも関わらず介護職員が主で
利用者が従になってしまっては本末店頭だということです。
ここまでは恐らく介護職であれば誰でも納得できることでしょう。
仮に自分自身が介護サービスを利用する立場になかったとしても
自分の最愛の人を誰でもいいので一人具体的にイメージしてみてください。


突然の事故や病気などで、その最愛の人が自分一人では
生きてけなくなり、介護職の手を借りることになったとします。
その時、その最愛の人にはどんな生き方をしてほしいですか?
「自分で今の人生を選択して生きている」という生き方ですか?
それとも「介護職員によって生かされている」という生き方ですか?
このように考えると自ずと答えは見えてくることでしょう。


つまり、介護における主従関係は利用者が主で介護職は従
なのです。
ということは先ほどの包丁の例に戻ります。
利用者は包丁に意思を望むでしょうか?自分のことを思って
包丁に自ら考えて動いてほしいと望むでしょうか?


もし、介護現場で実際に介護に取り組まれている方は
是非自分に問いかけてみてください。
あなたの介護は本当に利用者の自立支援のために
道具に徹底していますか?そこに自らの意思を挟んでいませんか?


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