ユースタイルカレッジ

ユースタイルカレッジのイメージキャラクター「レッ太」くんが これからユースタイルカレッジの今をお伝えします。

サービス提供責任者って何をする人?

介護業界に足を踏み入れるのであれば、ひとまずの目安がサービス提供責任者になることでしょう。
もちろん、最初から事業所の経営を目指す方もいれば、メインのお仕事は別に持っていて、隙間時間を介護で有効活用したい、という方もいるでしょうから
一概に全員が全員サービス提供責任者を目指しましょう、とは言い切れませんが、少なくとも自身の仕事のメインを介護で考えられているのであれば
ひとまず目指しておく指標となりうるでしょう。


これはどのような仕事なのかと言えば、色々と表現もされるでしょうが、あえて介護業界ではない分野に当てはめると
営業所の所長のイメージとでもいえばいいかもしれません。


通常、所長と言えば、担当の営業所に関して全責任を担う統括管理者。店長と言ってもいいかもしれないですね。
介護事業所にとってのサービス提供責任者とは「責任者」というフレーズの通りで、管理者なのです。
実際にサービス提供責任者の仕事とはどのようなものかと言いますと以下のような内容になります。


まずは利用者を担当しているケアマネージャーから連絡が入ります。これは営業所でいうところの「問い合わせ」と言えるでしょう。
つまり、介護業界においては飛び込み営業のような攻めの姿勢ではなく、圧倒的にヘルパー不足に悩んでいるケアマネージャーからの
連絡に対応する、受け身の姿勢で実績を作っていくというものと言えます。


次に依頼を受けたサービス提供責任者は利用者を訪問し面談を行い、受給者証等の確認作業を行います。アセスメントシートなどの作成も行います。
これは営業所でいうところのクレジットの与信のようなものです。つまり、いきなりクロージングに入っていると言えます。
介護業界においては営業数字を上げることに対して、いわゆるマインドセットのような売上思考の自己啓発は不要なのです。


そのうえで、その利用者を担当する全事業所で担当者会議というものを開催します。これはなかなか普通の営業所にはないお仕事かもしれませんが、
イメージで言えば工事を受注した際に、それぞれの役割を確認するようなものです。
通常そのような規模の営業であれば入札であったり、強豪との競い合いが発生し、挙句に値引き合戦というところに陥りがちですが
介護業界に関してはそもそもそのような事態さえ発生しないのです。


ここから先は利用者に対してサービスを提供する段取りを組んだり、契約を取り交わす作業になってきますので、完全に事務処理のレベルです。
つまり、一切数字的ノルマに追われない営業所の所長がサービス提供責任者なのです。むしろ着実に、堅実に事務処理を行っていければ十分に務まると言えるでしょう。
しかしながらどうでしょうか?営業スタッフと営業所長であればどちらが給与は高いでしょう?


これは当たり前のことで、事業所すなわち営業所を出すには営業所長になりうる人材がいなければなりません。
そして営業所が新たに出されれば必然的に売り上げは上がります。だから営業所長になりうる人材を通常の営業会社であれば毎年大量採用をして
発掘している訳ですよね。激しい同期同士の争いに勝ち抜いて、売り上げを叩き出せた人だけが昇進して営業所長になれるわけです。


ところが介護業界ではそのような競争がないことはお伝えした通りです。ではどのように人材を発掘するのかと言えば研修を受講するだけなのです。
この研修を実務者研修と言います。
お金と時間をかけて実務者研修を受講すれば介護業界では営業所長になれてしまうのです。
当然その後の事務処理を着実にこなすことや面談をする力量は求められるのかもしれませんが、少なくとも事業所で実務者研修資格者が重宝がられるのは
このような背景があるわけですね。


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