最近実務者研修の資料請求のあった方々とお話させていただく
機会が多いのですが、状況をお伺いしている中で
しばしば出てくるのが「受講したいのだけれど、
シフトが決まらな過ぎて通学日を定められない」というもの。

結局実務者研修の優先順位がご本人の中でどこに
位置しているのかによって異なっているのでしょうが、
少なくとも「金銭面」を理由に受講を先延ばしにされる方は
そもそも受講の意思がないものと思って間違いないでしょう。

本気で自分の介護者としてのライフスタイルのステージを
上げて、稼げる介護職を目指すのであれば実務者研修は
必須の資格です。それを「金銭面」を理由に先延ばしに
するのはご自身の中で自分のステージを上げていくことに
前向きではないからでしかありません。

当然人が動きますし、テキストも発送します。
全く無償で実務者研修を提供することが出来ることは
あり得ません。もしあり得るとするなら、それこそ
タダより高いものはないという点で今の新型コロナワクチンと同様
他の目的が主催者側にあるのでしょう。

そして「金銭面」を理由にされる方のほとんどが毎日
十分な食事や飲み物、中にはたばこやお酒などの
嗜好品に手を伸ばしています。それらが悪いとは言いません。
ただ、「金銭面」の使い方が自分の将来ではなく
嗜好品に投資する方が優先順位が高いというだけなのです。
だから本気ではないと思うのです。

しかしながら「シフト」に関しては少し状況が異なります。
優先順位が「利用者の生活維持」という介護の基本の場合
自分が抜けることで利用者の生活を維持できないのであれば
仮に本気で実務者研修を受講する意思があったとしても
「何のために実務者研修を必要とするか」で
行動が変わってくるからです。

利用者の生活維持のため、実務者研修を受講しようと
決断されている方にとっては目の前の利用者の生活が
自分が受講することによって安定されないということがあれば
判断に迷うというのは理解できます。

現在どこの事業所でも人手不足が深刻なようです。
実務者研修があればより条件の良い職場を見つけられる
かもしれませんが、その資格を得るために利用者の生活を
維持出来なくなるリスクも生じる。こうなってしまうと
その受講希望者の責任ではなく事業所の責任でしょうね。

もちろんそのような事業所を選択している本人の
選択の問題ではあるのですが、目の前で困っている人がいると
手を差し伸べたくなるという心ある人が得るべき資格を
取れない状態と言うのは改善が必要でしょう。

ユースタイルカレッジでは通学日を振り返るサービスを
無償で提供しております。このサービスに関しては
多くの反響をいただいておりますが、その一番の理由が
受講生が1名であっても開講しているから、という点に尽きます。
一定人数が集客されないと開講を取りやめるという
ビジネスモデルではない当社だからこそできる
通学日の振替、是非ご自身のためにもご活用ください。

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