昨日ついに新型コロナワクチンの特例承認に関して
取り消しを国に対して訴える裁判が開始されました。
国民全体を巻き込んでの接種に対しての取り消しを
訴える裁判なので、テレビなどでも取り上げて報道
すべきところでしょうが、恐らくないでしょうね。

そうするとそもそもNHKに対しての支払い義務も
不要ということでしょう。NHK自体がそもそもの存在
価値を失しているのであれば、金銭の返還義務は
あるでしょうが、徴収は出来ないはずです。

さて、昨日は第一回目の口頭弁論。
マスクの着用に関してはあくまでも任意であることが
裁判所によって発言され、議事録にも記録されたことでしょう。
マスクの着用に法的根拠はないことが示されたので
ここだけでも素晴らしいことだったように思います。

しかしながら実際の答弁を開始しようとした矢先に
裁判官が弁護士の発言を制止し、廷吏4人に
強制退去を命じ、弁護士が発言している最中にも
関わらず、強制退去となりました。

発言の制止に関して弁護士が法的根拠を求めたものの
回答が無かったにも関わらずです。
これが今の司法の実態です。三権分立については
小学生の時に習ったことでしょう。

立法、行政、司法。これらが分立しているからこそ
法治国家としての機能が維持される訳ですが、
国に対しての訴訟で、国がいつでも強制的に
原告を黙らせて従わせられるのであれば、
司法が機能しているとは言えませんね。

確かこのような場合は弾劾裁判という手段が残っていた
ような気もしますが、少々うろ覚えです。
さて、自らの主張を法律というルールに乗っ取って
主張しようとしたところ、暴力によりそれを強制
停止させられる、これがもし介護の現場で発生したとしたら
どのように感じるでしょうか？

利用者が支援を介護者に求めて、「自分はこのようなことを
したいので手伝ってほしい」と主張したとします。
例えば、天気が良いので、今日は外出して日光浴をしたい
と車いすに乗っている利用者が介護者に依頼したとしましょう。

それに対して、「黙れ！そんなことは私は認めない」と
車いすに乗って外に出ようとしている利用者を複数で
持ち上げて、部屋に投げ戻し、外出を禁止するという
行為です。これが昨日裁判所で行われた行為です。

これは適切な介護でしょうか？それとも虐待でしょうか？
あるいは犯罪行為でしょうか？
日本という国で法律に従って生きていくには
そのルールは誰に対しても平等に機能すべきでしょう。
一部の人にだけ強制するようなものは差別の
助長に過ぎません。

昨日は分かりやすい事例として出てきましたが、
このように介護者の想いと利用者の想いが
ズレるということ自体は起こり得ることでしょう。
その時はあくまでも「利用者の自立支援」という
原点に立ち戻ることが重要なのでしょう。

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