ユースタイルカレッジ

ユースタイルカレッジのイメージキャラクター「レッ太」くんが これからユースタイルカレッジの今をお伝えします。

ありがた迷惑の決定版、「善意の押し売り」とは?

介護の基本理念とは「自立支援」です。なぜなら、そもそも介護は
「自分の人生を生きる」ために、利用者をサポートすることだからです。
これはなかなか自分事としてとらえようとするのは難しいことかもしれませんが、
例えば何かの拍子に事故にあったとします。
自分で思うように手足が動かせない状態で数ヶ月生活しなければなりません。
そうした際に、どのように生活していきたいと思うでしょうか?


恐らく大半の人が「自分で決めて、自分の手足が動かないときに、
それを補助してほしい」という程度でしょう。少なくとも、介護者の都合で
「私は食事介助が苦手なので、経管栄養で生活してください」と手術されて、
管を通されたり、「私はトイレ介助が苦手なので」と排便感覚があるにも関わらず
おむつでの生活をさせられたりしたら、誰もが嫌悪感を抱くはず。


つまり、介護はあくまでも主体が利用者であり、その利用者の意思を
実現するための手段として、言い換えれば単なる道具として介護職が
サポートに徹するからこそ、利用者も「自分の人生を生きていける」
という感覚になるのでしょう。


もし、介護の主体が介護職員になってしまうと、利用者は先ほどの
例ではありませんが、体に不必要に管を通され、おむつをされ、
食事をするという行為さえも奪われてしまいます。
「生きていけるだけいいだろ!」という声もあるかもしれませんが、
自問自答してみましょう。「そんな人生を送りたいですか?」


さて、ということは当然ですが、利用者の意思を確認することが
介護の大前提になります。もし、介護職員が勝手に「この方が利用者の
ためになるから」と自分の価値観で動いて支援するような場合、
先ほどの不要な手術をして経管栄養にするのと同じことです。


実はこれ、介護に限ったことではありません。ビジネスの基本が実はこの
介護の在り方にもろ反映されているのです。
例えば飲食店を経営している人がいるとします。提供しているものは
和食だとしましょう。
もし、「和食は健康的だから」とお店の前を歩いている人の手を引っ張ってきて、
嫌がる相手を椅子に座らせて、口の中に強引に和食を詰め込んだら
どうでしょう?


これはもはや虐待と言えるレベルかもしれません。
求めていない人に対して「これが正しいから」「これが良いものだから」と
個人的な価値観を押し付けて、行動すると、どれだけ素晴らしい
商品やサービスを提供していたとしても虐待になるのです。


ところが、虐待を問題視している介護業界にこそこのような虐待は
頻発しております。
「誰にでも出来るお仕事で高収入が得られます!」という求人広告。
当然それを見て応募する人は「お金を稼ぎたい」として応募するわけです。
その「お金」という欲求の人に対して「介護は思いやりが大切なのです」
などと自分の価値観を押し付ける。


当然先ほどの食事の例と同じで吐きます。
そして結果として介護業界の人材不足を加速させるだけ。
もし、本気で介護業界を変えようと思うのであれば、利用者だけでなく、
普段から関わる人、目の前の相手と真摯に向き合って、相手が
求めるものを提供するという基本を着実に遂行するしかありません。
それこそが「すべての必要な人に必要なケアを」届けるということなのです。


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