どこかの会社や事業所に所属することで給与を得ている方々、いわゆる
サラリーパーソンにとっては当たり前すぎる話なのですが、この
当たり前というのは個人個人によって異なる認識だったりします。
だからこそ「なんぜこんなことがわからないの？」という認識のズレを基にした
トラブルも後を絶えないのでしょう。

今回のブログではそんな当たり前すぎる内容を少しまとめてみたいと思います。
まず当たり前すぎることですが、会社、事業所と言われるものは
その本来の在り方は「利益追求団体」であるということです。
ごくまれに勘違いして「利益追求ばかりの拝金主義め！」みたいなことを
主張する輩もいますが、それがいやなら完全無報酬のボランティアを個人で
やっていればいいだけです。

特に株式会社などはシンプルに株主に対して配当を支払うことが目的なわけなので、
どうしても愚痴りたいのであれば、そこの会社の株主になって経営方針を
自ら変えればいいだけです。
「お金も出さずに口出すな！」ということですね。

さて、何のために利益を追求するという企業の目的は企業ごとに異なります。
いわゆるヴィジョンというものです。
ヴィジョンが異なるから同じ利益の追求を行っていても取り組みの姿勢に
ばらつきが出るのです。

例えばユースタイルカレッジのヴィジョンであれば「すべての必要な人に
必要なケアを」届けることです。
そのために利益を追求しているのです。そしてその利益を活用して
上記ヴィジョンを実現しようと動いているわけです。
だからこそ広告宣伝費には１円も使用しないのです。

なぜなら広告宣伝費にお金をかけると当然その費用を受講料に
上乗せしなければ会社組織が維持できなくなるからです。
そうすると割高な金額で実務者研修を提供することになります。
無資格者が実務者研修を受講するとなると修了証の発行まで
最低でも半年間という時間がかかります。それだけでなく受講料もかかるので
受講のハードルが高くなります。

ハードルが高くなればなるほど、介護から離れてしまう人も出てきます。
これではヴィジョンの実現と乖離するので広告宣伝費を使わない代わりに
全国最安値で実務者研修を提供しているのです。
このように一事が万事であり、スクールの在り方はヴィジョンを表してもいるのです。

そして当然のことですが、人は得意なことと不得意なことがあります。
得意なことにはストレスも少なく、優れたパフォーマンスを発揮できます。
そうでないことにはストレスを感じ、どれだけ頑張ってみたところでパフォーマンスも
低いので生産性が悪くなります。

会社組織とは自分が得意とすることに特化して、自分の苦手とすることを
他人に任せることで成立しています。
経営を出来る人が経営に従事し、数字を扱える人が経理を行い、
そして顧客対応や介護でいえば利用者と向き合うのが得意な人が
ヘルパーとして動いているだけです。

経営者、経理担当者、ヘルパーのなかで優劣などありません。
自分が得意なことをそれぞれが責任もってやっているだけです。
だから嫌なら辞めればいいのです。責任を負えないと思うなら、その環境を
変えればいいだけの話です。
なぜなら誰もが自分の人生を豊かにするためにそれぞれの環境を活用しているだけなのですから。

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