衆院が昨日解散され、31日には衆院選投開票という状況に
なりましたね。
恐らく緊急事態宣言のままであれば、いわゆる一部の
テレビばかり見ている視聴者層は外出を控えるでしょうから
投票率も落ちていたでしょうし、ましてや18歳以上で
選挙権を持つようになると、これまでの支持派層からの
支援を得られないという状況も発生していたでしょうから
緊急事態宣言の解除がどのように影響するのか？
という感じですね。

しばしば「相手の立場になって考えてみよう」とは
言われますが、もし、自身が立候補していた場合、
どのようにして票を集めていくでしょうか？
ここではブレインストーミングとして手段の
良し悪しは問わずにとにかく思いつく限り出してみましょう。

・とにかく耳障りのいい言葉で票を集める（ばらまきなど）
・誠意をもって自らの信念を語る
・影響力のある人に応援させる
などなど色々と考えられることでしょう。
その上でそれぞれをさらに掘り下げてみて、自分が納得できる
方法で活動している方に票を投じればいいのではないでしょうか？

さて、その際に重要になるのが自分の問題意識が
適切に解消されるような主張をしている候補者または
政党に投票するということでしょう。
そもそも自分が何も問題意識を持っていなければ
恐らく選挙に足を運ぶということ自体しないはずです。

この問題意識とは裏を返せば自分の人生をどれだけ
満喫しようとしているか？ということでしか
ありません。自分らしく、自由に生きていく上で
制限になっている仕組みや枠組みを制度として解消するために
政治を活用するのですから、日々どんな点に
問題を感じているかをはっきりさせてみるのもいいかもしれませんね。

しばしば利用者から上がってくる問題としては「介護者不足」。
この問題によって在宅を希望していながらも
施設での生活を余儀なくされている利用者も多いはずです。
地域で自分の友人・知人に囲まれて生活したい、
自分のペースで自分らしく生活したい、
としていながらも施設での生活を余儀なくされるのは
介護職不足が大きな要因と言えるでしょう。

ではなぜ介護職が不足しているのか？
確かに新型コロナ流行に伴い、統合課程などの
介護資格を取得できる研修を受講される方は増加傾向にあります。
しかし、全く利用者が求めている人数を満たすには
追いつきません。

その理由の一つとして挙げられるのが恐らく低賃金問題ではないでしょうか？
なぜ介護職は低賃金なのでしょうか？
実際に低賃金というよりは労働の対価としての
報酬が見合っていないというのかもしれません。

ではなぜ、見合っていないのか？
行政からの支給金額が低いからではないか？とするなら
介護給付の金額を改正するという政策を出している方に
票を投じるという選択になるでしょう。

利用者層だけで日本国民の約3分の1と言われております。
それだけでなくヤングケアラーと呼ばれる方も問題になっております。
介護職不足を解消出来れば解消出来る問題です。
ということは利用者層だけでなく介護職層も含めれば
非常に多くの票が見込める訳なので、候補者が
その層を取りこぼすはずがありません。

当然色々な施策を掲げていることでしょう。
介護職は具体的に自分の生活環境を改善するために、
利用者層は介護職不足を解消して自分の生活を
改善するために、まずは自分が支持したいと
思えるような人を探してみるといいかもしれませんね。

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