人は自分の人生を「生きている」のか「生かされている」のか？
それをテーマに第4回目。
実は初回の投稿に関して「コントロール出来ないこと」
に「時間」と「健康」というものもある、という
非常に素晴らしい指摘をいただきました。

今回はそのテーマに関しても少し触れたいと思います。
まず今回テーマに取り上げるのは「健康」です。
しばしば人の問題は「人間関係」「健康」「お金」
のいずれかに分けられると言われますよね。
それくらい悩むことが多い「健康」問題。
一見自分のコントロールできないことのように思えるかもしれません。

しかし、私自身ちょっと独学で西洋医学も東洋医学も
かじってみて思うのですが、西洋医学だと確かに
コントロール圏外になります。それはそうしなければビジネスにならないからです。
そのあたりの背景に関してはいずれお伝えするとして
過去の投稿にも近いようなことは繰り返し
お伝えしてきたと思います。

さて、西洋医学では健康や病気はコントロール圏外なのに対して
東洋医学では全く基本の考え方が異なります。
つまり病気は自分が「なりたくてかかるもの」という思考です。
「えっ！病気になりたい人なっている訳ないだろ」と
思われるのが普通だと思います。

しかしここではちょっと話を深堀するために
顕在意識と潜在意識の話をお伝えする必要があります。
しばしば言われるように顕在意識とは私たちが
意識して出来ることで、それこそ自分の意思で
コントロール出来ることです。
思考などがそれに当たります。

これに対して潜在意識とは心の奥底で望んではいるものの
自覚していないものです。
分かりやすいように「禁煙」を例に挙げましょう。
「タバコは体に毒だから禁煙したい」と言いながら
ずっと吸い続けている方っていますよね。
どうしてでしょうか？

顕在意識と潜在意識を使って説明するとこのようになります。
つまり顕在意識では「身体に毒だから吸うべきではない」
と分かってはいる、頭では理解している状態です。
でも「吸うとほっとするんだよな」とか
「吸うことでカッコイイんだよな」などの
自分でも自覚していない欲求があって、それが顕在意識の
「吸うべきではない」という欲求を上回ると
「吸い続ける」という選択を続けるというものです。

なぜこのようなことになるのかと言えば
氷山の一角に例えられるのですが顕在意識は
全体の3%程度で潜在意識が97%程度とも言われているため
潜在的に望むことしか実現しないためです。
確かに矛盾する欲求を感じることって誰でもありますよね。

ハラハラドキドキの体験をしたいと思いながらも
安定して穏やかに過ごしたい、だとか、
自分の身の回りにいるすべての人から好かれて
みんなと一緒でいたい、と思いながらも、自分だけは特別と
感じたいだとか。。。

この理屈を使って東洋医学では病気は自分が選択して
「なる」ものだということを次回以降で展開していきましょう。
次回へ続く
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