老化と二次障害とは?
最近だと新型コロナウイルスの報道で第四波という表現が聞かれることがありますよね。
思い返すとこの第〇波とか第〇次とかっていう言葉にふれたきっかけって小学校の時の世界大戦ではないでしょうか?
そこから以前首相を務めた方が再登壇する際に第二次〇〇政権といってみたり・・・。
つまり一度あったものと同じようなことが再発した際に使いますよね。
では「二次障害」とは何でしょうか?

色々と定義はあるかと思います。例えば交通事故で自立歩行を出来なくなった利用者がいたとして、
その方が元々は外出好きで、社交的だったにも関わらず、移動することが困難になったため家の中に引きこもるようになってしまい、
最終的には精神疾患を発症してしまうというケース。
自立歩行できない方がすべて精神疾患ということはあり得ないので、この場合は利用者が新たに障害を負ってしまったということですね。
一度目の障害は交通事故による自立歩行困難。そしてそれがきっかけとなり、二度目の障害として精神疾患。
このような段階を踏んでいるという訳です。

さて、人は誰でも平等に年を重ねます。美魔女という言葉もあるように年相応かどうかは別にして、1年経過すると誰でも1歳は年を重ねるわけです。
そして年齢を重ねることで今までできなかったことが、経験値を積み、出来るようになる、という成長を体験することもあるでしょう。
しかしながら何かが出来るようになる、という反面、筋力低下などにより今まで当たり前に出来ていたことが出来にくくなってしまう、ということもあるのです。
これが老化です。
そうするとどうでしょうか?障害を負って何かしらの支援を必要としている利用者も私たちと同じく平等に年を重ねます。
場合によっては老化することもあり得るでしょう。
すると今まで出来ていたことがやりづらくなってしまう、ということも起こりえるわけですね。
そんな時に介護者はどのようにふるまえばいいのでしょうか?

全て利用者の苦手なことを代わりにやってあげればいいのでしょうか?
そうすると恐らくではありますが、一層その行為をしなくなるのでますます出来にくくなっていくことでしょう。
この残存能力を如何に落とさずに利用者主体でやっていただくか、介護者はそのサポート役に徹するか、というところがポイントなのかもしれません。
平等に訪れる老化。そしてそれに伴う二次障害。
ただ、二次障害を生じさせないように残存能力を活用し、自分の意思で生きていく、ということをサポートしていくことこそ介護の本質なのではないでしょうか?
このあたりの背景に関しては様々な研修を通じて学ぶことが出来ます。介護に携わっていくのであれば実務者研修までは取るようにしたいですね。
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