お金は生活していく上で必須のものです。
人生の目的ではないかもしれませんが、生きていく上で
重要な道具ではあることでしょう。
お金を手に入れるために仕事をすることもあります。
なぜ仕事をするとお金が手に入るのでしょうか？

色々とお金に関しては過去に投稿しましたので
簡単にお伝えしてしまうと、抱えている問題を解決することで
その問題解決の対価としてお金を得ることが出来るわけです。
そしてその問題の大きさによって対価としての
報酬額も異なってきます。

命にさえかかわるような、あるいはその人の
非常に重要視している価値観を揺さぶるような
問題を解決できる手段に対してであれば
多くのお金を支払ってでも解決しようと
されるでしょうし、対して大きな問題でもなければ
報酬額も小さくなります。

また同じような問題を抱えている人が多くなれば
今度は客数という点で大きなお金を得ることになるでしょうし、
特化したような問題であれば客数は見込めません。
またその問題自体が何度も再発するようなものであれば
購入頻度は増えてくるでしょうし、一度の解決で
二度と発生しないのであれば、一度きりとなるでしょう。
これがいわゆるビジネスであり、売上を出すための
公式でもありましたね。
つまり
売上＝客数×客単価×購入頻度

さて、お金が全てではないかもしれませんが、
提供している価値を見える化しているものだとはいえるでしょう。
ただ、お金を手に入れる側ではなく、出す側として
考えてみると違った見え方もしますね。

つまり、投資的なニュアンスが出てくるのですが、
自身が投資した金額以上の価値をその解決手段に
見出すことが出来ればそれは非常にコストパフォーマンスが
高い、いい買い物をした、ということになりますね。

いわゆる生き銭、死に銭の考え方で、当然生き銭を
使えるようになると人生自体も豊かになってくることでしょう。
生き銭の最も効果の高い方法は昔から
自己投資であると言わております。

なぜなら、物品に関しては他人から奪われてしまうこともありますが
個人の経験や知識、ノウハウに関しては誰にも
奪われることがない一生ものの財産だからです。
つまり自分自身の価値を高めることにどれだけ貪欲化が
実は豊かな人生になるかどうかを決めていると言えるのです。

残念ながら自分自身に価値を見いだせていない人、
自己卑下がひどい人、自暴自棄になっている人は
非常に自身の価値を低く見積もってしまいます。
当然「そんな無価値の私が所詮提供できる価値なんて高が知れている」
と自身が提供するサービスに関しても卑下します。

そうすると当然のことながらそのサービスを利用する側も
他の方が同様のサービスを提供しているのであれば
担当者を変えようと思うことでしょう。
これが介護の現場で起こらないのだとすると
それは単に人手不足だからです。
介護者自身に価値を感じているわけではなく
単に必要な資源としてしか利用者から見なされていないからです。

言い換えるのであれば、自分自身を高めようとしない人、
自分自身に価値を見いだせていない人、
自分を大切にしていない人はやがて淘汰されていく可能性さえ
あるのです。
だからこそ自分自身を大切にしていくことが重要なのです。

自分自身に価値を見出しているからこそ、「もっと幸せになろう」
とお金を稼ぐことも出来ます。
そのために自分の付加価値を高めていくことも出来ます。
介護の世界ではその付加価値とは資格です。
国家資格を取得することこそひとまずのゴールと言えるでしょう。

その受験要件でもある実務者研修。
確かに有料の講座です。ただ、自身にそれ以上の価値を
見いだせてさえいれば投資になることでしょう。
恐らくその程度の自己投資をしない方は
一生ものの財産を持っても無駄だと
無意識で思い込んでしまっている人なのです。

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