ユースタイルカレッジ

ユースタイルカレッジのイメージキャラクター「レッ太」くんが これからユースタイルカレッジの今をお伝えします。

プロバビリティの犯罪

世界中で最も読まれている小説のジャンルについて
考えてみると、おそらくそれは推理小説ではないでしょうか?
『モルグ街の殺人』でオーギュスト・デュパンが登場し、
そこからシャーロック・ホームズの誕生により、
一気に世界観が広がった推理小説。


本格派と言われるものだけでなく、社会派や
サスペンス、スリラー、スパイ小説、ハードボイルドなど
次々にその分野を細分化していったと言えるでしょう。
日本でも江戸川乱歩による明智小五郎や
横溝正史による金田一耕助といった探偵の登場があり、
最近では小説だけにとどまらず、『金田一少年の事件簿』
や『名探偵コナン』など漫画でまで人気を博していますね。


推理小説のジャンルは上記の通り様々ですが、
中には倒叙ものというような犯人が分かっているスタイルもあり、
刑事コロンボや古畑任三郎はこの路線ですね。
さて、そんな推理小説の一ジャンルにプロバビリティの犯罪を
扱っているジャンルがあることをご存知でしょうか?


本来であればプロバビリティ オブ クライムなので
日本語訳すれば「犯罪の可能性」ということなのでしょうが
ジャンル分けの際には必ずと言っていいほど
プロバビリティの犯罪と表されます。
これは例えば階段にバナナの皮を仕掛けておくような犯罪です。


標的が実際にそのバナナの皮を踏んで、足を滑らせて
転倒して死亡するかもしれない、そんな確立にかける犯罪を
テーマにした小説です。
一見すると冗談のようにも思えるかもしれません。
ただ、このプロバビリティの犯罪はいくつかメリットもあります。


まずは犯行が発覚しても事故であると言い訳できるわけです。
先の例で言えばたまたまバナナの皮を落としてしまっただけと
言ってしまえば、殺意の立証まではどんな名探偵も
厳しいということになるわけです。


そして殺人に対しての責任を希薄化される効果も期待できます。
実際に自分で手を下しているという感覚が薄れるので、
その後の捜査による応対でも余裕を持った対応が出来る
ということになります。


ただ、もちろん実現確率が低いトリックであれば
推理小説としては面白みがありません。
だからこそ、その不確実性を高めていくための
創意工夫がなされる訳です。


一例を挙げると一つ一つは何気ない確率かもしれませんが、
そんなトリックを無数に仕掛けておくということで
確率を高めるという方法です。
最近だと未知の有害物質を注射に入れて接種させる方法を
選択したとして、それを接種させるように世論を
誘導していく、ということをテーマに作品を作れそうですね。


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