ユースタイルカレッジ

ユースタイルカレッジのイメージキャラクター「レッ太」くんが これからユースタイルカレッジの今をお伝えします。

介護業界は低賃金?

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「介護」って稼げないとはよく言われることです。
誰にでもすぐに出来ることだから提供する価値が低いため、
と言ってしまえば確かにそういう一面もあることでしょう。


介護自体はそれこそ同居のご家族などはいちいち研修などせず
いきなり取り組むような環境に入り、見よう見まねで
何とか回していくことが出来ることが多いのは事実です。
もちろん、ただしボディメカニクスを知らないで、家族に対する
愛情だけで介護に取り組んだ結果、腰を痛めてしまったり
自身で介護に入れなくなってしまったりということは
現実問題としてありますので、多少なりとも研修を
受けた方がいいのはいいのでしょうが、それでもそこまで
がっつりとやらなければ出来ないということばかりではありません。


敢えて思い切った言い方をすれば同居家族の中には
まだまだ子供もいます。子供でさえ、研修などしなくても
出来ることが介護なのです。
それを仕事としてこなすことでしっかりと稼ごうとする、
ここにまず大きな勘違いがあります。



当然ですが、お金は労働の対価です。
その労働行為の価値が高ければ高いほど付加価値として
報酬も高額になります。
介護は低賃金と言われますが、子供でもいきなりできる
ことに高額報酬を期待する方が異常です。


ですので低賃金なのではなくあくまで適正価格なのです。
そうすると普段から言っている介護業界がビジネスとして
最適という表現と矛盾するように受け取る方もいるかもしれません。
しばしばご紹介している以下の公式
売上=客数×客単価×購入頻度
これに当てはめると介護業はほぼすべての項目で
最高値を記録できるので日本のマーケットでは
最もビジネスに向いているというものです。


ここがさらに混乱してしまうポイントなのでしょうが、
いわゆる客の捉え方です。ビジネスで言う「客」とは
問題を抱えていて、対価を支払ってでもその問題を
解決したい人のことです。
介護業界ではそれが利用者となるわけですが、
実際に利用者が介護の対価を総額支払っているわけではないのです。



実際には病院と仕組みは似ております。
私たちが病気になり、病院に行ったとします。実際に
精算するときに支払う金額は診察費の3割程度。
残りの7割が行政から支払われます。
つまり実際にサービスを必要としている人と
お財布が別になっているということです。


本来であれば国がお題目に掲げている「予防医学」を実践するには
変な薬物を定期的に注射して薬中になってハイになるのではなく、
日々の日常生活を健康的なものに切り替えていくことでしかありません。
つまりは究極を言えばだれもが自分らしく生きていくという
ことでしか予防医学はなしえないわけです。


ところが、今の医師会の対応を見てもわかるように
実際には国の税金が食い物にされているだけです。
介護業界に関わる人間が自分たちがしっかりと
自分のビジネスにプライドを持ち、予防医学を実践するには
医師会ではなく介護業界にお金を回すことだと
主張して改善しない限りはこの仕組みは変わらないでしょう。
ですので自業自得なのです。



ビジネスとしては非常に大きなマーケットにも関わらず
それを自ら放棄しているのが介護業界です。
ですので、あくまでも低賃金なのではなく適正価格と言えます。
とまあ仕組み上のことがあるという事実は頭の片隅に入れておいて
それでも稼ぐことは出来ます。


それは馬力を上げること。1人で業務に従事する限りは
あくまでも1馬力。ですから稼ぎに限界があります。
ましてや子供が無報酬でやっているような内容なのですから
適正価格です。
ところがどれだけ適正価格でも数が増えれば大きくなります。
それを出来るのがサービス提供責任者なわけです。


自分ではなく他のヘルパーを活用することで多くの
利用者を支援する、だからこそ稼げるという公式です。
当然のことですね。
そのサービス提供責任者になるには実務者研修を受講しなければならない。
このような資格制度によって介護のハードルが
子供でも出来ることにも関わらず上げられている訳です。


もちろん利用者家族の心境を鑑みればそれも納得。
ルールに文句を言っている暇があるなら自分がルールを
使う側に回って、有効に活用すればいいことです。
結局利用者支援の目的が自立支援と言っていながら
介護業に従事している人間の方が依存体質だということが
現状を引き起こしていると言えるでしょう。
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それでもまだ「言い訳」を探すのに人生を費やすのか?

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『テトラポッドに札束を』という本があります。
作者は和佐大輔。12歳の時に海に飛び込んだところ、
テトラポッドに頭部を打ち付けてしまい、それ以降
首から下の運動機能を全て失ってしまった方です。
この方は割り箸を口にくわえてパソコンで起業。億万長者に
なっただけでなく、そのビジネスマインドなどをセミナーなどで
拡散されております。


またニック・ブイチチという方もいます。
この方はテトラ・アメリア症候群という状態で生まれたため
そもそも四肢がありません。それでもサーフィンを楽しんだり
水泳や魚釣りなども満喫して暮らしております。
彼もまた人々に勇気づけを与えるためにセミナー事業を
展開しております。



彼らのセミナーを受講しようと思えばかなりの金額になります。
しかしそれでも日本だけに限らず、世界中で彼らの話を
直接聞ける場に行こうとする人は多いです。
それはなぜか?正直同じようなセミナーをやられている講師は
非常に多いです。なぜ彼らのセミナーには人が集まるのでしょうか?


それは一言で言ってしまえば、彼らのセミナーを受講すると
「言い訳」している自分に嫌でも気付かされるから。
自分で立つことが出来て、自分で手を動かすことが出来て、
ましてや自分で働くことさえ出来る。それでも自分がやりたいと
思っていることさえ着手することすら先延ばしにしてしまう人にとって
彼らの姿を見ながら、その話しに耳を傾けると、自身の
先延ばしにしてきた言い訳に嫌でも気付かされる訳ですね。


もちろん障害を負ったすべての方の話が同様に人々の心を
捉えて感動させるのかと言えばそうではありません。
愚痴っぽくしか聞こえずに、「結局こいつは俺たちの税金で
養われているんだから感謝くらいしろ」と感じさせてしまうような人もいます。
結局のところ障害の有無ではなく、その人となりに人は惹かれてるだけなのでしょう。


本気で自立し、自分の人生を生きることに強い覚悟を持って
取り組まれている方は非常に多くの人を巻き込む力を発揮します。
それこそ冒頭の和佐大輔であれば、「お金が稼げなければ生きていけない」
と必死でお金を稼ぐことに取り組んだわけです。
障害とはいったい何なのでしょうか?確かに障害があることで
制限されることは多いのかもしれません。そして誰からしても
立派な「言い訳」としては通用することでしょう。


しかしその言い訳に甘んじずに、自立することを選択した人たちが
影響力を発揮している訳です。
介護の目的である「自立支援」とはこのようなことではないでしょうか?
ということは支援に入るヘルパーも最低限言い訳せずに
自立している人間が入る必要があることになります。



「行政の定めたルールがおかしい」と行政を言い訳にしたり
「こんな給料じゃやっていけない」と給料を言い訳にしたり
「忙しすぎて資格も取れない」と利用者を言い訳にしたり
「コロナの影響で」と報道を言い訳にしたり
結局やってないという選択をしているのは自分なわけです。
介護経験のある方でも重度訪問介護従業者養成研修統合課程
を受講されるとパラダイムシフトが起こるという感想をいただきます。


それはいわゆる自分の中にある「慣れ」や「言い訳」を
改めて自覚できる機会でもあるからでしょう。
この重度訪問介護従業者養成研修統合課程は3日間で
取れる介護の公的な資格です。ですので受講される方の
半数は業界未経験者です。しかし残りの半分は介護経験豊富な
ヘルパーです。
いずれにせよ、自身の介護業界における殻を破るにはいい機会になるのではないでしょうか?


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研修に参加する際の心構えとは

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ユースタイルカレッジでは定期的に実務者研修や
重度訪問介護従事者養成研修などを開講しております。
受講生の属性も実に様々でケアマネージャーとして
バリバリ活躍されている方もいれば、まだ高校に
通学している最中という学生さんまで千差万別です。
当然のことながら介護経験者だけでなく全くの
未経験者も最初の一歩として活用していただいております。


そんな研修に参加する姿勢を見ていて気付いたことがあります。
それは「思い込みで動く経験者が多い」ということです。
実際に研修が始まる際に、必ず注意することでもあるのですが
介護の基本は自立支援でもあるので「利用者の声」を
しっかりと聞いてから対応するようにということです。



「何を当たり前のことを」と思われる方々も多いと思いますが、
これは逆に面白いもので、未経験者の方が何をどのようにすれば
いいのかが分からないのでしっかりと聞こうとするのに対し
経験者の方が意外と自分の判断で勝手に振舞ってしまう
傾向があります。


実際に介護現場に出たらきちんと対応はされているのだろうと
信じたいところではありますが、一事が万事でもあります。
身勝手な姿勢での受講は利用者を激昂させる可能性もあります。
「私にはこれだけの経験があるのに、この利用者は・・・」
みたいな形で利用者批判をする人はひょっとしたらこのような
対応姿勢があるのではないかと思わされた出来事でもあります。



確かに利用者の声を聞くと、「阿吽の呼吸」が理想とは言われます。
確かに毎回毎回一から十まで説明を求められると疲労してしまう
ということがあるでしょう。しかし研修などの場面では
初めてのシチュエーションで取り組む事例ばかりですので
きちんと聞かなければそもそも対応出来ないはずです。


分かりやすい例を挙げましょう。
お腹が空いたので、夕食を食べに外出しに行ったとします。
最寄りのレストランに入ったところ、メニューを見ている最中に
いきなりオムライスが運ばれたとします。
「えっ、注文まだしていないですよ!」と伝えようとしたところ
「うちはこれが自慢なので」と言ってオーダーを取らない。
しかし最後にはお会計でお金だけはしっかりと取る。
こんな対応をされたらいかがでしょうか?



仮に本当においしいオムライスだったとしても
「また来たい」とは思いにくいのではないでしょうか?
指示を聞かずに自分の思い込みで動いてしまう介護者とは
このような注文を聞かないレストランと同じことです。


どれだけ自信があったとしても、利用者が自分に何を
求めているのかをしっかりと聞いてからでないと
期待に応えることは出来ません。
コミュニケーションの基本でしょうし、研修の際には
「傾聴」という言葉が必ずと言っていいほど出てくるでしょうが、
実際に話を聞くという介護者がいないのは残念なことです。


介護の主役は利用者であって、介護者はその利用者が
抱える問題を解決する文字通りヘルパーです。
主導権が誰にあるのかを明確にした対応を心掛けるうえでも
研修に臨む際には思い込みで対応しないようにすると
良いでしょう。


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