ユースタイルカレッジ

ユースタイルカレッジのイメージキャラクター「レッ太」くんが これからユースタイルカレッジの今をお伝えします。

因果関係は思い込み?最終回

さて、長くなってしまいましたが、今回で因果関係に関しては
一区切りにしてみましょう。
前回までで繰り返しお伝えしてきたのは因果関係は
個人の経験則に基づく思い込みに過ぎないということであり、
従って印象や感情というのも思い込みだということです。


実際に具体的な印象操作に関しても報道の仕方次第で
幾らでも出来ることを前回まででご紹介したわけですが、
では、この因果関係から分かることが介護業界で
どのように重要なのかを検討してみましょう。


例えば利用者から「水の飲みたいので飲ませてほしい」
と要望があったとします。
もし、あなたが過去、夏場に熱中症になり、
倒れて病院に運ばれたことがあったとします。
その際に医師から「熱中症の時には水では吸収が悪い。
経口補水液がいいよ」と言われたとします。


実際に利用者から「水が飲みたい」と言われたのが
酷暑日で、利用者も「本当に暑い。だるいわ」
と言っていたとします。
ひょとしたら、冷蔵庫に水と経口補水液があったら
経口補水液を提案してみようと思いませんか?


その時に、あなたは善意で言うでしょう。
「以前私も倒れたことがあって、こんな時は
水よりも経口補水液の方がいいようですよ。
水もありますが、経口補水液もあるので
どちらがいいですか?」


これはホスピタリティの精神からは素晴らしいものかもしれません。
ただ、ではここで利用者が糖分の摂取に関して
読書をしており、人工甘味料が遺伝子組み換えトウモロコシから
作られていて、健康被害をもたらすリスクがある、
という情報を入れていたらどうでしょうか?


それを知ってしまう前に経口補水液は買っていたものの
実際にそれを知ってからは一切人工甘味料や
果糖ブドウ糖などを取り入れないようにしていたとしたら?
ひょっとしたら余計なお世話になるかもしれないですね。


利用者には利用者の生活があります。
ただ、何らかの障害によって思うように動けないから
介護を依頼しているのだとすると、仮に
自由に動けるのだとしたら利用者自身がやるのです。
あくまでも利用者の手足の代わりになることを徹底する。
だからホスピタリティは不要なのです。


ただし、そんな割り切った関係をきっちりと構築するには
コミュニケーションは非常に重要になってくるでしょう。
結局個人的な思い込みが因果関係を作ります。
先の例で言えば経口補水液を提案することが悪いことではないのです。
問題は、提案した際に「余計なお世話」と
捉えられるような人間関係を構築しているコミュニケーションなのです。
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