ユースタイルカレッジ

ユースタイルカレッジのイメージキャラクター「レッ太」くんが これからユースタイルカレッジの今をお伝えします。

例えば風邪をひいたとして・・・

突然ですが、質問です。
直近で風邪をひいたのっていつですか?37.5℃以上の
熱を発症したのはいつでしょうか?
今年?去年?一昨年?まず思い出してみてください。
その時はどのように対応しましたか?
薬でしょうか?病院でしょうか?


ではそのひとつ前に風邪をひいたのはいつでしょうか?
37.5℃以上の熱を発症したのはいつでしょうか?
今年?去年?一昨年?まず思い出してみてください。
その時はどのように対応しましたか?
薬でしょうか?病院でしょうか?



さらにその前に風邪をひいたのはいつでしょうか?
さて、このように考えてみて思い出せる限り思い出して
見てください。
これまで何回風邪をひいていますか?
そしてその時どのように対応していましたか?


勘のいい方であれば異常さがここにあることに気付かれるはず。
もし、風邪を繰り返しひいているのに対応方法が毎回同じだとしたら
そもそもその対応方法って合っているのでしょうか?
これは敢えてイメージしていただきやすいように風邪で
例を挙げておりますが、もしこれが仕事上でのミスだとしたらどうでしょう?



介護現場で利用者の身体介護をしている際にミスを犯した。
そしてその対応方法として「薬」に相当する対応をした。
翌年また同じミスを犯した。また同じ「薬」という対応をした。
もしこれを延々と繰り返しているだけの従業員がいたら
あなたが事業主だったとしてどうしますか?


引き続き応援しますか?それとも解雇しますか?
もしこの2択しかなかったとして経営者としてはどのように
判断するのでしょう?
思考の癖というのは一事が万事でもあります。
だから風邪をひいて毎回同じ対応を繰り返すだけの人は
仕事においてもそもそも根本原因を見極め切れていないので
ミスを繰り返します。



根本原因を直視することから逃げるのが無意識の習慣だからです。
これは自己研鑽の場面でも言えます。
年明けには介護福祉士の試験があります。たった年に1回限りの
国家資格への挑戦のタイミング。
実務経験が3年以上あるにも関わらず、未だに実務者研修を
受講せずに先延ばしにする方もいます。


それは何かにつけて言い訳を探したいという方。
もちろん介護福祉士自体に興味がない、であったり
ご自身の人生設計において介護福祉士を取得して収入をアップさせる
という点に一切関心がないのであれば正しい選択でしょう。
しかし口では「介護福祉士取りたい」と言っていて
それでも受講しないのは逃げ癖がついてしまっているだけです。


逃げ癖は根本原因を直視することを避ける傾向にも通じます。
恐らく実務者研修の受講を先延ばしにされる方は
ほぼ毎年風邪をひいていることでしょう。
そして、この風邪と仕事上のミスとに関係性を見いだせないまま
一切改善などされないはずです。
PDCAは自分で責任を果たす覚悟を持った人だけが回せるものです。
根本原因を直視してミスをなくしたいですね。


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