緊急事態宣言の出された4都道府県はこれから過去最悪のゴールデンウィークを迎えることになるのでしょう。
表に出ただけで非国民呼ばわりされるような空気感の中、一方的なテレビ報道では新型コロナウイルスの恐怖ばかりを煽っています。

しかし、考えてみれば仕方のないことなのかもしれません。
テレビ局は株式会社であり、サラリーマンの集合体でしかありません。報道機関ではないのです。

株式会社の目的は「利益追求」。だからこそスポンサー企業を儲けさせるために人を不安にさせる必要があるのです。
不安を感じると、それを解消するためであれば人はお金を使います。その時にコマーシャルが流れているとバンバン売れることでしょう。

それをテレビが真実を報道する報道機関だと勝手に勘違いして自分で現状を把握しようともせず、
テレビの主張が世論だと自ら思考することを放棄した人たちが不安を感じてトイレットペーパーの買い占めであったり
インタビューでさらに不安を助長するような回答を期待されるとそのまま回答する。それを再度放送してマイナスのスパイラルを悪化させていく。

結局自分たちが今の状況を引き寄せているということですね。
オリンピック開催に関しても聖火リレーに関しても全く人の動きは止める様子もないですし、
ワクチンが解決手段で、最速で対応すると言っていながらゴールデンウィーク中はしっかりとお休みなど支離滅裂の毎日ではないでしょうか？
オリンピック関連は一切休まず、医療機関はお休み。

今日明日の生活もままならず休業補償を申請しているにも関わらず、そこに対しても「忙しいから」と対応を先延ばしにして自殺者急増。
片や医療機関は重症化認定で1950万円。

薄利の飲食業界はどんどん廃業に追い込まれ、その空き地を海外共産資本が買い漁る。
このような流れを見る限りはこの混乱した状況は私たち自身が自ら思考して、どのようにしたいのかを明確にしてこなかったツケでしかありません。
ただ、気づいたのであればそこから変えていくことは出来るはずです。

しっかりと現状を見極め、自分の頭で考えて自分の人生を生きていく、そんな基本に立ち返ってみるきっかけになっているような気がします。
さて、自分の内面をしっかりと見つめていくと、「自分の価値」というものに向き合うことがあるでしょう。
それは「自分が何者なのか？」「なぜ生まれ、どこに行こうとしているのか？」といった哲学的な問いかけに通じるのかもしれません。

価値を高めるには方法は一つだけ。それは自分の今までの枠組みを抜け出すことです。
今までの制限を取り外していくことが出来れば、それは成長となり、その成長が価値を高めます。
自分の枠を抜け出すには他人の価値観に触れる必要があります。

研修会が昔から活用されてきたのはこのように他人の価値に触れる機会になるからではないでしょうか？
世間は緊急事態宣言で外出を取りやめてほしいであったり、なるべくリモートで、ということであったりしますが、
一向に公共交通機関を止めたり、抑制する動きは見られないので、既得権益の事業に関しては経済活動の要請はないのでしょう。

介護事業は利用者の命に直結する仕事です。ですので常時不要不急の活動に該当することはありません。
その介護業界を発展させ、このテレビによって破壊された状況を戻していく上でも、ユースタイルカレッジでは研修を止めることは致しません。
実務者研修、重度訪問介護従業者養成研修統合課程、医療的ケア教員講習会などなど。
常に人材育成の場をご提供させていただいております。
是非、このゴールデンウィークにご活用ください。

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