ユースタイルカレッジ

ユースタイルカレッジのイメージキャラクター「レッ太」くんが これからユースタイルカレッジの今をお伝えします。

意思を持つ道具とは?

ちょっと想像してみてください。あなたはプロの料理人です。
目の前に非常に大切に思っている人がいます。
そしてその人はお腹をペコペコに空かせているとします。
何とかしてその人の飢えを満たし、幸せな気持ちにさせてあげたいと
料理を振舞うことにします。


その人の好みの味付けをしっかりと確認したうえで、
どのような料理を作るかを決めた上で、材料をそろえます。
目の前でその大切な人が今か今かと待ち構えています。
寄せられる期待に沿えるように、何より料理を通じて
感動を与えられるようにと早速下ごしらえに取り掛かるとします。


目の前にあった野菜を手に取り、包丁でまずは皮むきを。
そう思った瞬間。異常事態が生じました。包丁が勝手に動き出して
自分が思ってもいない方向に動いてしまうのです。
目の前の大切な人もいつ怪我をするのか、最悪命に関わってしまうのではないか
とあなたは気が気ではありません。


さて、上記のようなシチュエーションをイメージしてみて、
どのように感じますか?
もし、こんなことがリアルに発生したとしたら、
そんな包丁は直ぐにでも処分してしまいたくなるのでは
ないでしょうか?


ところが目線を変えてみましょう。
第三者目線で上記の光景を目撃したとしたらどのように
捉えられるでしょうか?あなたの意思とは無関係に
包丁がひとりでに動き出していると認識されているでしょうか?
それともあなたが包丁を振り回して、人を殺傷しようとしている
と認識されるでしょうか?


もし、包丁が勝手に動き出して、周囲の人を殺傷しようとしているのに
その責任を自分に課されるとしたら、全く納得がいかないのではないでしょうか?
「そんなことあるわけない」と思う方もいるでしょうが、
このような状況を日々体験している方々もいらっしゃるのです。


それが介護の利用者です。
利用者にとってヘルパーは自分の意思を実現するための道具です。
上記の例で言えば包丁という手段に過ぎません。
自分の意思で「料理をしたい」という目的があったとして
ヘルパーという「包丁」を用いる訳です。


ところがこの「包丁」。利用者の意思に関係なく動き出すのです。
これは「包丁」の意志です。
ただし、第三者目線で言えばそれは包丁の意思ではなく、
その道具を選択した利用者の意思という評価になってしまうとしたらどうでしょう?


まさしく包丁が勝手に動き出すのと同様ではないでしょうか?
介護職員に求められるプロ意識とは専門職としてアドバイスすることではなく
自らの意思に反することであっても徹底的に道具になりきる
ということなわけです。


だからと言って利用者が誰かを刺し殺したいと主張して
その意思を実現するために道具として自分が人を刺したら
責任は追及されます。
当然代行する行為は法律によって縛られるということになるわけです。
逆に法律に違反しないことであれば、たとえ利用者自身の
体調を悪化させるような人工甘味料たっぷりのジュースだとしても
飲むこと自体を拒否すると、利用者の人生を生きられないということになるのです。


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医療的ケアも含めて学べるのですが、一番重要なのは
主体者は介護職員ではなく利用者だということを気付けるかどうかなのです。


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