いよいよ今日から12月入り。
年が明けてあっという間という感じさえしますが、
その一番の要因が新型コロナ対策という名の人災で
行動を制限されたためではないでしょうか？

さて、いずれにせよ、責任転嫁したところで変化はありません。
あくまでもそのような状況を自らが選択した結果として
反省し、行動を改善していくことでしか、PDCAは回りませんので
改善も出来ないでしょう。

だからこそ、まずはちょっと妄想してみましょう。
一切の制限がなくなったとして、まだ1ヶ月あります。
「これだけはどうしてもやっておきたい！」ということは
何でしょうか？

新年明けたばかりの時は色々と夢を描いていたと思いますが、
正直出来ていようがいまいが関係ありません。
残すところ1ヶ月でやりたいことは何でしょうか？
やりきらないと後悔しそうなことは何でしょうか？

仕事上のことであっても、プライベートなことであっても
なんでも構いませんし、一切の制限もありません。
そうした際に、何をやり切りますか？
もし、この問いに答えられないとしたら、自分の意思で
毎日を生きていないということになりませんか？

介護においては自立生活支援が求められます。
ヘルパー側が自分の意思もなく、ただ日々流されて生きるだけで
どうやって利用者の自立を支援していくのでしょうか？

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ご提供しております。そのため、日々様々なお問い合わせも
いただいておりますが、中にはこんな例もあります。
それは「自分はこんな利用者を支援したくないがどうすればいい？」
というものです。

回答は極めてシンプルです。
「やらなければいいです」
当然ですよね。自分が嫌なことをやらないと決めるから
自分がやりたいこともまた明確になり、そして自分の人生を
生きていくことになる。
もし、嫌なことを我慢してやらなければならないのだとしたら
それは自分の意思で生きているのではなく、誰かによって
コントロールされ生かされているだけです。

自立した生活と言えるでしょうか？
例えばLGBTQに関して取り上げられる機会も増えてきました。
「私はLGBTQの人たちとは関わりたくない」と主張すること自体は
何ら問題ありません。
むしろそのように個人の意思を主張できなければ単なる奴隷でしょう。

もちろん、ひとくくりにして判断するのではなく、
一人一人の人間として見たときに関わる、関わらないを
決めてもいいのでは？という見解もあるでしょうが、
それはあくまでも一つの見解。
そうでない人がいたところで問題はありません。

ただし、その価値観や思考、意志に関しては完全に
自由かもしれませんが、それに基づいて行動した結果については
責任が伴います。
ということは責任を取れるなら自由に生きていくことこそ自立した生活なのです。

利用者の自立生活を支援します！と言いながら
自分の好き嫌いさえ表現できないような方は介護者ではなく
奴隷に過ぎません。
今年も残すところ1ヶ月。この1ヶ月を使って、自立した
自分の人生を歩んでいかれる方が増えていくといいですね。

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