「規格」という言葉があります。定義上は基準とされていることが多く、
例えば誤差が認められるのはプラスマイナス〇mmまでとか
重量誤差はプラスマイナス〇gまでといった具合です。
仮に工場で生産される工業製品だとしても製造日の
天候であったり、湿度、その他もろもろの影響が多少なりとも
入ることがあり、完全に同一のものというのは存在しない、
という前提によるものでしょう。

当然この誤差の範囲が小さければ小さいほど、厳格な基準
と言われるように製品としての品質も向上してくるものですし、
品質の安定化も図られることでしょう。
ではここで問題です。
規格を満たすものがあったとして、一般の方々からすれば
全く同一の製品と見なされる訳ですが、この全く同じ商品を
違った価格で販売することは可能でしょうか？

製品という観点で見ていただくと例えば自動車の製造ライン。
一定の規格をクリアしたものでなければ販売店には
流通しない訳です。その同じラインで製造された全く同じ
車種の自動車の販売価格が販売店によって異なることはあり得るか？
と具体化してみてもいいかもしれません。

当然答えはYESです。
大量仕入れ、大量販売している店舗と個人店とでは
価格も異なってくることは容易に想像がつきます。
仮に個人店の方が割高だとして、もし本当に消費者が
合理的な判断だけで選択し、行動するのだとしたら
大量仕入れ、大量販売する店舗でしか自動車は販売されないことになります。

個人店は廃業せざるを得ないはずですよね。
なぜなら全く同じ製品であれば合理的に考えれば安く
買った方がいいに決まっているからです。
ではなぜ、個人店は生き残っているのでしょうか？

それは個人店だからこその価値を感じる消費者がいるからです。
いわゆる製品自体の価値ではなく、販売店側による付加価値です。
現在はモノやサービスがあふれかえっている時代だと言われております。
規格という視点で見ると、明らかに問題だというレベルの製品や
サービスは皆無に近いと言えるかもしれません。
では消費者は何を期待して購入しているのか？と言えば
販売店側が提供する付加価値のような気がするのです。

これはユースタイルカレッジが提供している様々な研修にも言えます。
実務者研修に重度訪問介護従業者養成研修統合課程、
医療的ケア教員講習会などなど・・・。いずれも行政で
規格が定められております。
ということはどこで受講したところで全く同じだということなのです。
ところが実際に販売価格を見てみるとユースタイルカレッジの
倍近い価格で流通している研修もかなりあふれております。

それは「同一地域に複数のスクールを展開することで
通学に利便性を高めている」であったり、「各教室を
キレイに運営するために管理スタッフを雇用する」であったりと
まさしく付加価値による差に他なりません。
そして一番の付加価値が「知名度という名の安心感」ではないでしょうか？

マーケティングの歴史をご存知の方であればコカ・コーラと
ペプシコーラの実験の歴史を耳にしたことがあるでしょう。
ブラインドテストでどちらが美味しいかをテストしたところ
9割近い方々がペプシコーラを選択したものの、目隠しを外して
ロゴを見せた状態で味わってもらうと結果が逆転した
というものです。

これが広告の効果なのです。ですので原価5円にも満たない製品に
莫大な広告宣伝費をかけて150円で販売することが出来るのです。
このような安心感を得たいという方は是非広告宣伝費を
潤沢に使用しているスクールを選択されるといいと思います。
ユースタイルカレッジでは全国最安値価格で研修を提供しております。
それはあくまでも合理的にご自身の目的を達成するための
手段として研修を活用いただきたいからなのです。

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