9月の議会で“鼻出しマスク”が問題となっていた、
大分県臼杵市の若林純一市議。マスクを着けずに発言する
権利と慰謝料100万円を求め、市と市議会を提訴しているとのこと。
選挙で選ばれた国民の代表にも関わらず、発言を禁止している
議会自体が異常ですね。

yahooニュースなどのコメントを見ると「マスクくらい
つけてやれよ」という意見が目立ちますが、恐らく
プロパガンダを推進したい個人がせっせと書き込んでいるのでしょう。
記者の記事作成についても論点がズレております。
マスクの着用ではなく、もともとは民主主義が成立しない
異常事態を告発していくべきでしょう。

そしてこの市議、議会ではマスク着用の必然性を
問いかけております。回答するには以下の前提が必要です。
①新型コロナウイルスが存在するという証明
②その新型コロナウイルスが非常に危険な致死性を誇るものだという証明
③マスクがそれを防ぐ効果があるという証明

いずれにせよ本当に危険なウイルスであればオンラインで
会議を行い、それを中継で流せばより開かれた議会に出来るはずです。
それをやらずに集まっている時点で誰もが危険はないと
認識していることになります。

当然上記3点が立証されなければ、それに続くものとして
④新型コロナワクチンがその予防または重症化に効果があるという証明
も無意味なものになりますので、この国民の代表が
どのように動かれるのか今後に注目ですね。

さて、人にはそれぞれ立場というものがあります。
市議に関しても代表という立場ゆえに議会から求められておりますし、
代表という立場ゆえに鼻出しマスクという選択をされていることでしょう。
ユースタイルカレッジで開講する研修でも受講生には
不安を感じられている方も多いのでマスクの着用に関して
ご協力をお願いしてはおります。

個人としてノーマスクで出歩いていても、研修の時くらいは
立場に応じて着用することもあります。
それは研修の目的が受講生を育成することであって、
自分の主張を貫くことではないためです。

受講生を育成するために様々な知識や実践をお伝えしておりますが、
それを受け取る際に不安に駆られて、別の所に意識が向かってしまうようであれば
研修自体が無意味になってしまうためです。
受け取るには受け取れるだけの準備が受講生側にも
求められるのです。

そのように考えていくと例えば実務者研修に関して
「費用が…」とか「通学の場所が・・・」とか
「日程が合わなくて・・・」という出来ない言い訳を
必死で探しているうちはそもそもリーダーとして介護業界を
牽引していく準備が出来ていないだけなのでしょう。

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