ユースタイルカレッジ

ユースタイルカレッジのイメージキャラクター「レッ太」くんが これからユースタイルカレッジの今をお伝えします。

介護は在宅中心へ・・・だからこそ求められる利用者の資質part4

利用者本人の意思を尊重してこれまでの住み慣れた地域で
ヘルパーの力を借りながらでも生活していく、という
基本的人権を尊重する方向に介護業界自体が移行してきております。
もちろん、施設での介護が基本的人権を無視しているという
ことではありません。


しかしながらやはりどうしても施設である限り、ヘルパー
1人当たりの担当利用者が複数人に及ぶと、利用者側が
自分の欲求をそのまま通すこと自体が厳しくなることもまた
事実です。


例えば、施設に50人の利用者が住んでいるとして
50人全員がバラバラの時間にバラバラの食事を希望されたとしたら
どうでしょうか?どれだけ調理スタッフがいたところで
限界もあることでしょう。これをもし実現させるのであれば
最低でも1人の利用者に1人のヘルパーが必須になります。


逆にそこまで出来るのであればあえて施設で生活する必要も
ないわけです。ですから介護の在り方が施設から在宅へと
切り替わってきている訳ですね。
前回は幼稚園生が「もうこんな家出て行ってやる!」と
啖呵を切ったところで、親であれば口先だけであることを
見抜けるはずということをお伝えしました。


仮に本気で飛び出していくのを放置してしまったら
ネグレクトという虐待にもなるのでしょうが、
一人で生活していけないことを知っていればこそ
必ず戻ってくるわけです。


利用者の中にはこの幼稚園生のような感覚の利用者もいます。
それこそ施設での生活であればなんだかんだで周囲の人との
かかわりがあるので制限を受けてしまうこともあるでしょう。
だからこそ、自由に好き勝手に生活していきたいと
在宅介護を希望して、一人暮らしを望むのですが、
ではその一人暮らしをしてどうしたいのか?


これは実際に当事者講師の方からお伺いしたことなのですが
「毎日遊園地に行って遊びたい」ということだそうです。
もちろん毎日遊園地に行って遊ぶことが悪いことではありません。
問題はそれを現実にするにあたってお金をどのように
捻出するのかを全く考えていないことなのです。


結局幼稚園生が生きていく一人で生きていく力がないというのは
このお金を稼ぎ、その収入の範囲内でやりくりして
生活していく、ということが出来ないからでしかありません。
ですので、上記のような金銭感覚しか持ち合わせていないのであれば
残念ながら地域生活は出来ません。


もちろん『テトラポッドに札束を』の和佐大輔さんのように
本気で稼いでいくだけでなく、それを指導出来るような
方もいらっしゃいます。そういう方であれば毎日
遊園地に行って遊ぶことも可能でしょう。
しかしそれが出来ないのであれば、地域生活自体が
厳しいでしょう。


なぜなら介護が求める在り方は「自立支援」だからです。
あくまでも主体は利用者であって、利用者が意思を示して
やった結果、仮に最悪の状況になったとしてもそれは
利用者の自己責任であり、ヘルパーは一切の責任を
負うことはしません。


利用者にとっても在宅で一人暮らしを望むのであれば
責任を求めていくということが必要なのですね。


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